モータースポーツ初心者が日本最大のオートバイレース、鈴鹿8耐を楽しむ6つのポイントとは?

モータースポーツ初心者が日本最大のオートバイレース、鈴鹿8耐を楽しむ6つのポイントとは?

8月7日に鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で決勝レースが行われた「FIM世界耐久選手権 “コカ·コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース」(以下、鈴鹿8耐)。

・ そもそも鈴鹿8耐ってなに?
・ オートバイのレースってマニアックなイメージがあるけれど初心者も楽しめるの?
・ どうやって観戦するのがおすすめ?

そんな疑問が次々に湧いてくるような、モータースポーツ初心者の筆者が今回、鈴鹿8耐を初観戦!その奥深~い魅力について、鈴鹿8耐を楽しむポイントとともにお伝えします。

そもそも鈴鹿8耐ってどんなレース?

鈴鹿8耐は、FIM世界耐久選手権の1戦として毎年夏に鈴鹿サーキットで開催される日本最大級のオートバイレース。真夏の灼熱の太陽が降り注ぐなか、1台のバイクを2~3名で交代しながら走行し、8時間でコースを何周できるかを競います。8時間という長い時間を走行するため、タイヤ交換や給油の作業時間をいかに短くするか、どのタイミングにピットインさせるか等、チームワークや緻密なレース戦略が勝敗を左右します。今年もホンダ、ヤマハ、カワサキ、スズキの国内4大バイクメーカーはもちろん海外のメーカーも参戦し、ブリヂストンはタイヤサプライヤーとして最大勢力となる19チームにタイヤを供給しました。

楽しみ方その1~レース冒頭1時間は見逃すなかれ!

8時間という長時間のレースの中で特に外せないのが、レース冒頭の1時間。特に激しい順位争いが繰り広げられ、実況も熱が入り、ひときわ盛り上がるシーンです。
5、4、3、2、1・・・実況と観客席が一体となってカウントダウンを行い、いよいよレース開始!レーサーたちが一斉に走りだし、バイクに飛び乗って次々に発車していきます。体の奥まで震えるような轟音とともに、目の前を物凄い勢いでバイクが駆け抜けていくその迫力に思わず圧倒される筆者。これぞモータースポーツ!と、全身鳥肌が立ちます

ルマン式スタートで一斉にレーサーがバイクまで駆け寄ってレースを開始
ルマン式スタートで一斉にレーサーがバイクまで駆け寄ってレースを開始

レース開始早々デッドヒートが繰り広げられるなか、1台のバイクが転倒し、他のチームを巻き込んでクラッシュ発生!運をも味方につけなければ勝てない鈴鹿8耐の過酷さを序盤から思い知ることになりました。その後もこんなに車体を倒していいの!?膝が地面に擦れてない!?と思うほどギリギリを攻めるコーナリングを見ながら、ハラハラドキドキ・・・。バイクのマシンそのものもさることながら、地面と接するタイヤの重要性をここにきて改めて実感です。

楽しみ方その2~観客席だけじゃない、いろんなスポットでレースを観戦してみる!

観客席からの観戦ももちろん楽しいけれど、スポットを変えればまた別の角度からレースを楽しむことができることを習った筆者はサーキットの周りを散策することに。指定席以外の観戦エリアでは、持参したテントや折り畳みチェアを広げてキャンプ気分でレース観戦を楽しむ方も多くいました。長時間ずっと観客席に座っているのはつらい・・・というお子様にも良いアイデアかもしれません!

コーナリングが良く見える観戦エリアからの応援も必見!
コーナリングが良く見える観戦エリアからの応援も必見!

楽しみ方その3~見どころたくさんの出展ブースコーナー

レース観戦ももちろんですが、鈴鹿8耐にはサーキットの外にも楽しめるコーナーがたくさんあります。その1つがバイクメーカーやタイヤメーカーが出展するブースです。もちろん、ブリヂストンも出展していました。ご来場いただいた方、ありがとうございます!

ブリヂストンの出展ブース
ブリヂストンの出展ブース

BATTLAXのタイヤの展示はもちろんのこと、タイヤウォーマー体験やブリヂストンのタイヤを履いて優勝したマシンの展示も。そして、ステージではタイヤ開発者のトークショーが開催されるなど、コンテンツが盛りだくさん!お客さんがひっきりなしに訪れ、大いに賑わっていました。

トークショーの様子
トークショーの様子

楽しみ方その4~おいしいグルメで体力回復

真夏の炎天下、長時間の観戦を乗り切るには腹ごしらえが必須。会場にはたくさんの屋台や出店があり、何を食べようか選ぶのも鈴鹿8耐の楽しみの1つです!鈴鹿8耐オリジナル「バイクのり弁当」を食べましたが、とても美味しかったです。

楽しみ方その5~子供も大喜び!?レーサー気分を味わえるアクティビティに挑戦!

サーキットの横にある鈴鹿サーキットパークにはモータースポーツを実際に体験して楽しめるアトラクションがあります。レース観戦の合間にお子さんと楽しむのもオススメです!今回は鈴鹿8耐ということで、オートバイのレースを体験できる「モトファイター」のアトラクションに挑戦してみました!

アトラクションの様子
アトラクションの様子

楽しみ方その6~ゴールシーンは忘れられない夏の思い出に・・・

日が暮れてあたりが暗くなると、マシンのライトが付き、観客のペンライトがカラフルに輝いて、サーキットは幻想的な雰囲気に・・・。レースもフィナーレに向けて最後のピットインへ、追い込みに入ります。

そして・・・「5、4、3、2、1・・・レース終了~~!!」
8時間にわたるレース終了を実況が告げると、観客席からはワーッと拍手・喝采!盛り上がりは最高潮を迎えます。今年の優勝はブリヂストンのBATTLAXを装着したホンダの「Team HRC」。ホンダは2014年以来8年ぶりの鈴鹿8耐優勝を飾りました。そして同時にブリヂストンはなんと15年連続優勝を達成しました!おめでとうございます!詳しくは、ブリヂストンモータースポーツ公式サイトのレポートもご覧ください。

ブリヂストンは、これからもモータースポーツ活動を通じて、10年後、20年後の走るわくわくを支えていきます!

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