「再生可能エネルギー」とは? カーボンニュートラル化に向けたブリヂストンの挑戦
ブリヂストングループは2050年を見据えた環境長期目標でカーボンニュートラル化を目指すことを示し、2023年にはグローバルでの再生可能エネルギー比率(電力)を50%以上とする挑戦を進めています。
今回は、国内のタイヤ工場における再生可能エネルギー化の取り組みをご紹介します!
国内のタイヤ工場 4拠点で購入電力の100%再生可能エネルギー化を実施!
ブリヂストンのタイヤ工場は現在、国内に10拠点あります。
そのうち、2021年6月より彦根工場、7月からはさらに鳥栖工場、下関工場、北九州工場においても、外部から購入する電力をすべて再生可能エネルギーへと切り替えました。
「再生可能エネルギー」とは?
再生可能エネルギーと呼ばれるのは、太陽光、風力、水力、地熱、太陽熱、バイオマスなど、永続的に利用することができると考えられるエネルギー源に由来するもの。
石油や石炭、天然ガスといった有限な資源である化石エネルギーとは違い、「枯渇しない」「どこにでも存在する」「CO2を排出しない(増加させない)」といった点から定義されています。
(参考:エネルギー庁ウェブサイトなど)
ブリヂストンのタイヤ工場における取り組み
ブリヂストンが今回実施したのは、4つの工場での「購入電力の100%再生可能エネルギー化」。外部の電力会社から購入する電力を、再生可能エネルギーとしてトラッキングできる(電力源を特定できる)電力へと切り替えました。
この切り替えによって、国内のタイヤ工場全体での再生可能エネルギー使用率は約42%になる見込です。今後、2030年までに国内の残り6つのタイヤ工場においても購入電力の再生可能エネルギー化を進め、グローバルに拡がる当社グループ全体の活動をリードしていきます。
2050年カーボンニュートラル化に向けて
この切り替えによって、国内のタイヤ工場全体から出るCO2排出量は、2011年対比で約30%の削減となり、CO2排出量の削減に大きく貢献します。
他の工場における再生可能エネルギーへの切り替え、そして各工場での太陽光パネル設置の拡大や、タイヤの生産効率の向上などで、さらなるCO2排出量削減に取り組んでいきます。
2030年にCO2排出量を50%削減(2011年対比)、2050年にはカーボンニュートラル化というブリヂストングループ全体での大きな目標に向かって。
サステナブルなソリューションカンパニーを目指すブリヂストンのジャーニー(旅)は、まだまだ続きます!