中高生がNPOを支援するムービープロジェクト
ブリヂストンの社会貢献活動の1つとして、今回はコロナ禍で奮闘するNPOを助ける、中高生を陰ながら支える活動をご紹介します。
中高生が動画を作ってNPOを支援
今年は多くの人が新型コロナウイルスの影響を受けていますが、日頃から困難を抱える病気の子どもたち、障がいを持つ方、ホームレスの方などは、いっそう辛い状況になっているそうです。
公益社団法人日本フィランソロピー協会では、これらの支援を必要とする人々を支えることに奮闘するNPOを応援するため、中高生がオンライン上でNPO活動などについて学び、その魅力を伝える動画を作成、その動画を通して集まった寄付金をNPOへ届けるプロジェクトを行っています。
ブリヂストンの従業員が中高生をサポート
ブリヂストンではその活動に協賛するとともに、従業員のボランティア4名が、他社さんや大学生の方々と共に、中高生がNPOの課題を探るオンラインワークショップや動画作成をサポートしてきました。
ボランティアのお仕事は、主に2つ。
1つ目はオンラインワークショップで中高生とNPOの間に入り、NPOの課題を探ったり、動画での発信内容を決める過程をファシリテートすること。普段の会議や打ち合わせなどの業務経験が活かされます。
2つ目は中高生の動画制作をサポートすること。「勢いがあって惹きつけられるね!NPOが抱える課題についてはもう少し丁寧に説明してみては?」などのやりとりを通じて、中高生とともに動画を磨き上げてきました。
中高生が作った動画は日本フィランソロピー協会のホームページより閲覧でき、共感した動画にその場で寄付をすることができます。
各地から参加してくれた中高生たちは、「一人でも多くの人に動画を届け、寄付でNPOを応援したい」という熱い想いをもって、一生懸命動画を制作してきました。教室を舞台にしたり、黒板を活用したりと、動画にはさまざまなアイデアが盛り込まれています。ブリヂストンのボランティアも、毎月何時間にも及ぶ定例ミーティングへの参加のほか、動画制作期間は毎日のようにオンライン上でサポートしました。
ブリヂストンは企業として社会貢献活動を行うだけでなく、ボランティア休暇・休職制度を整備する、ボランティア機会を提供する、社内のポータルサイトでボランティアに関する情報提供を行うなど、従業員の「社会貢献・地域貢献したい」という気持ちを行動に移しやすい環境づくりにも注力しています。