1次審査 会場風景
一見地味でも強く心を引く絵、そういった絵の多くは身近な感動を素直に題材にしていました。絵を覗き込むと描いた人の目になり手に触れることができるような作品、そんな絵とたくさん出会えたことを嬉しく思います!
こどもたちの想いは、絵にあふれていました。ふるさとの景色に旅の思い出、生き物との出会い、そして、未来への希望。たくさんの絵の世界です。さらりとした表現の絵、ていねいにコツコツと仕上げた力作、すべての作品の色や形の中に、かけがえない一場面がありました。こどもたちへお願いがあります。あなたの想いは伝わっています。絵を描くことをやめないでください。また、すてきな作品を観せてくださいね。
ダイナミックな絵も、繊細な絵も、面白い絵も、みんなそれぞれ人の心を動かすエネルギーにあふれていて素晴らしかったです。審査の休憩中、みなさんの絵を眺めながら「いい絵だなぁ、家にほしいな~」なんて声、いくつもあがりました!
たくさんの元気な絵を見せていただきましたが、中でもとくに魅力を感じたのは、実際に体験したことを描いた作品の数々でした。学校の体験学習での収穫体験や、昆虫採集、おじいちゃん、おばあちゃんの家に行ったこと等々。感動がいっぱいつまっているようで、見ている私も楽しくなりました。
自分の経験や感動を描いた作品に、よりパワーを感じました。
今回のモチーフである自然が、映像や図鑑でしか見られなくならないように。
絵を描くことで、未来の環境を考えるきっかけ作りができたと思います。
どの絵からも身近な物事のすばらしさや未来への期待など、普段なかなか気づけない沢山の発見をいただきました。ぜひ今回の絵をきっかけに、またこれからも絵を描くことで、子供たち皆さんのメッセージを世界に発信し続けてほしいです。
2次審査 会場風景
昨年に引き続き、どの作品にも見るべき所がありました。その中で心に残ったのは、身近な生き物たちの作品でした。写真を見ながら描くのもいいですが、触れたり感じたりして表現したものにステキな作品がありました。
昨年に続き審査員を務めさせていただきました。多くの力作に、審査に迷う場面もありましたが、作者が楽しそうに描く様子が見える作品が際立ちました。
子どもたちにはこれからも、自由な感性を伸ばしていってほしいと思います。
素晴らしい作品ばかりです |
選んだ作品に花をそえます |
たくさんの作品の中から賞が選ばれました |