BWSCストーリーズ

ブリヂストンはBWSCを通じて、
「Dream bigger. Go farther.」をテーマに
人々の夢への挑戦を支えています。
ここでは、人を支える革新的なモビリティを開発している、
学生たちのプロジェクトをご紹介します。
学生が実現したモビリティの革命! どこでも行ける未来の車いす
バリアフリー化が進み、エレベーターや車いす専用スロープの設置数は増えてはいるものの、車いすで移動する人にとって特に難関なのが階段です。街中すべての階段に車いす用の昇降機が設置されているわけではなく、階段を乗り越えられるような車いすはまだ一般的ではありません。
そんな中、“21世紀の車いすを開発する”というミッションのもと活動しているスイスの大学生チームが開発する車いすが注目されています。
車いすでの階段昇降が簡単に

スイス連邦工科大学やチューリッヒ芸術大学の大学院生らが開発を進める「Scewo」は、今までの車いすでは不可能だった「階段の昇り降り」が簡単にできる電動車いすです。
車輪の内側に搭載された、工事現場やオフロード車両にも採用されているクローラ機構により、車体を並行に保ちながら階段を安定して移動することができます。階段だけでなく、舗装されていないでこぼこな道や積雪がある場所などでも、難なく走行することが可能です。
不可能を可能にするモビリティで、自由な未来へ

さらに、セルフバランシング技術と2つの車輪により、縁石を乗り越えたり、その場で旋回したりといった、従来の車いすでは難しかった様々な動きや軽快な走行もできるようになりました。操作も簡単で、手元のタッチスクリーンとレバーを操作するだけで走行できます。通常の道路を走行している時に段差に出くわしたら、後ろを向いて階段昇降モードに切り替えればいいのです。
「階段や段差があるから通れない」「今日は道が滑りそうだから外出できない」などの理由で行動範囲を狭めてしまっていた人も、「Scewo」に乗ることで積極的に外出しやすくなり、行動範囲が今までよりぐっと広がることでしょう。
“21世紀の車いすを開発する” 学生たちの未来への想い

従来の電動車いすによくある無骨なイメージをスタイリッシュなデザインで一新し、視覚的にも楽しませる「Scewo」は、従来の形にとらわれずより良いものを生み出そうとする学生ならではの発想から生まれた、車いす利用者に移動の自由を提供する革新的なモビリティです。
チーム内には車いす利用者もいて、実際の利用者の声を即座に反映しているため、利用者のニーズにしっかりと応えています。
過去にクラウドフィンディングも実施したこのプロジェクトは、デザインに改良を加えながら、2019年末の実用化を目標に日々奮闘中です。
世界中でこの電動車いすが走る姿を目にする未来は、すぐ近くに迫っています。
出典:Scewo
https://scewo.ch/


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ゴールデンレトリバー、1歳、メス、毛ぶきがいい。先代犬エフの地盤を継ぐ。体格にそぐわない童顔と甘えん坊ぶりで人はメロメロになる。efrinman コメの飼い主。イラストレーターとしても活躍しており、犬のイラストや漫画が人気。
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