6月は環境月間!未来のすべての子どもたちが安心して暮らしていくために、ブリヂストンが取り組んでいること
6月5日は「環境の日」。そして6月は環境月間です。
今回はブリヂストンの環境問題への取り組みについてご紹介します。
ブリヂストンの「環境宣言」について
ブリヂストンでは、従業員一人ひとりの環境意識を高め、主体的な取り組みを促すために、グループ共通の「環境宣言」を掲げています。
「環境宣言」では、お客様やビジネスパートナー、そして社会とひとつになって、持続可能な社会の実現を目指し、「自然と共生する」ために、「資源を大切に使う」技術・ビジネスモデルを開発・活用し、喫緊の課題である地球温暖化に対して「CO2を減らす」ことに誠実に取り組むことを宣言しています。
ここからは環境宣言にある「自然と共生する」、「資源を大切に使う」、「CO2を減らす」の3つの活動について、代表的な例をご紹介していきます。
自然と共生する~ブリヂストンびわ湖生命(いのち)の水プロジェクト~
生物多様性への貢献を増やすため、彦根工場(滋賀県)では琵琶湖の水環境保全を目的とした「びわ湖生命(いのち)の水プロジェクト」に取り組んでいます。
日本最大の湖である琵琶湖の希少な生態系を守るため、近隣での自然観察会や「びわトープ」※での絶滅危惧種・カワバタモロコの繁殖研究などを行っています。
※ 琵琶湖の形をイメージし、また琵琶湖の環境を再現していることから、「びわトープ」と呼ばれています。
彦根工場の取り組みの他に、海外拠点では 自然保護区の寄贈(アメリカ)や水資源の保全(インド)などの活動を行っています。
資源を大切に使う~リトレッドタイヤ~
資源を大切に使うという面では、原材料使用量の削減だけでなく、原材料の再生使用や再利用も進めています。
新品のタイヤに比べて省資源であり、廃タイヤの削減にもつながるのが「リトレッドタイヤ」。
リトレッドタイヤとは、使用済みタイヤの路面と接する部分(トレッド)を貼り替えて再使用できるようにしたタイヤのことです。
原材料使用量が新品タイヤの3分の1未満になるだけでなく、トレッド以外の部材を再利用できるため、廃タイヤの削減にも貢献します。
CO2を減らす ~低燃費タイヤ技術「ologic」~
最後にご紹介するのが「CO2を減らす」取り組みです。
タイヤのライフサイクル(原材料~生産~使用~廃棄)の各段階でのCO2排出量の割合は、クルマに装着され使用されている時が最も大きく、全体の約9割を占めています。
空気抵抗やタイヤの転がり抵抗などのさまざまな抵抗がクルマの燃費を悪化させる要因になるため、これらをできるだけ小さくすることで、より少ないエネルギーでの走行が可能になり、CO2排出量の低減に繋がります。
ブリヂストンは、低燃費タイヤブランド 「ECOPIA」シリーズをはじめ、低燃費タイヤ技術「ologic」など、多様な技術で環境負荷の低減に貢献しています。
特に、「ologic」技術を採用したタイヤ「ECOPIA with ologic」は、タイヤを大きくスリムな形にすることで空気抵抗や転がり抵抗を低減させており、世界最高峰のソーラーカーレース・Bridgestone World Solar Challengeに参戦するソーラーカーにも採用されています。
おわりに
今回は環境にまつわるブリヂストンの取り組みについてご紹介しました。
数ある取り組みの中から厳選してお届けしましたので、もっと知りたい!という方はぜひブリヂストン企業サイトの CSRページをのぞいてみてください。
私たちはこれからもさまざまな取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に貢献していきます。