「2019ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ」には、日本国内からも若手技術者が4チーム参加します!
「Bridgestone World Solar Challenge(ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ、以下BWSC)」とは、2年に1度オーストラリアで開催される世界最高峰のソーラーカーレースです。国内チームの取り組みについてご紹介します!
2019年のBWSCは、10月13日にオーストラリア北部の都市ダーウィンをスタートし、南部のアデレードまでの約3,000kmを縦断する、過酷なレースです。
■国内参加チームの試走会
BWSCには、世界の各大学・若手技術者が参戦しており、9月30日時点で47チームが参加予定です。日本国内からも、「#10 東海大学(神奈川県)」「#37呉港高等学校(広島県)」「#47 名古屋工業大学(愛知県)」「#88 工学院大学(東京都)」の4チームが参戦します。各4チームは、長い歳月をかけて、多くの方々からのアドバイスをもらいながら、車両の設計・製作、走行テストなどを繰り返し行い、BWSCでの目標に向かって取り組んでいます。
当社は、ソーラーカー専用タイヤとして、「ECOPIA with ologic」を供給し、BWSCで走行する車両の走行テスト場として、当社施設「ブリヂストンプルービンググラウンド(テストコース)」を提供しました。
走行テストを通じて、製作したソーラーカーの走破性をチェックするだけでなく、並走する指令車との意思疎通を図るために無線を使用したコミュニケーションなどを確認します。
■オーストラリア大使館で壮行会を開催
そして、8/27(火)に日本から参戦する4チームの壮行会が、BWSCが開催されるオーストラリアの駐日大使館にて行われました。駐日大使のコート大使や、南オーストラリア州政府の方々からの激励、各チームのBWSCにかける想い・目標を語っていただきました。
各チームとも、レースのカテゴリーは「Challenger Class(チャレンジャークラス)」で、速度を重視したデザインの車両で目的地まで順位を競うレースに参加されます。“優勝”“完走”など、目標を掲げており、当日全員が集合できませんでしたが、チーム一丸となって、ゴールを目指すと語ってくれました。
ブリヂストンは、タイトルスポンサーとしてだけでなく、若手の技術者のサポートを行い、次世代モビリティの開発にこれからも貢献していきます。
今年のBWSCは10月13日から行われます。日本チームも参加しますので、是非応援を宜しくお願いします。