難燃性の省エネルギーコンベヤベルト発売‐ お客様の操業コスト削減に貢献 ‐
2014年11月12日
No.113
株式会社ブリヂストンは、低燃費タイヤ「エコピア」で培ったゴム材料開発技術を応用し、省エネルギー性能を付加した難燃性のコンベヤベルトを開発しました。当商品は、11月から全世界で販売※1を開始します。
昨今、資源・エネルギー開発や各種プラントにおいて、高効率やコスト削減が大きな課題となっています。ベルトコンベヤの操業において発生するエネルギーロスについては、ベルトがローラーを乗り越える際に発生する抵抗(ローラー乗り越え抵抗)が最も大きいことがわかっていました。当社はこのローラー乗り越え抵抗に着目し、タイヤ事業で培ったゴム材料開発技術を応用することで、難燃性を維持しながら省エネルギー性能を追求したコンベヤベルトの開発に成功しました。これによって、災害防止のために難燃性コンベヤベルトの使用が必要な石炭搬送を中心とする鉱山、港湾、発電所などのお客様に対しても、操業コスト削減に向けたご提案が可能となります。従来品の省エネルギーコンベヤベルト※2については既にご好評頂いておりますが、当商品の開発により、更に幅広いお客様のニーズにお応えします。
当社は今後も、グループ内の高い技術力を応用しながら、お客様の課題を解決できるよう貢献していきます。
- ※1お客様の使用条件など、適合性を確認したうえで販売します。
- ※2日本国内では省エネルギーコンベヤベルトとして「ビートロン」という商品を販売しています。
関連リンク:
⇒ブリヂストンのコンベヤベルト製品
本件に関するお問い合わせ先
<報道関係> 広報第2課 TEL:03-6836-3333
<お客様> お客様相談室 TEL:0120-39-2936
以上