ニュースリリース

雨に強く、長持ちし、背の高い軽自動車でもふらつきにくい  ハイト系軽自動車専用低燃費タイヤ  「ECOPIA EX20C TYPE H(エコピア イーエックス ニーマルシー タイプ エイチ)」新発売

2014年06月11日
No.44

 株式会社ブリヂストンは、お客様に優れたウェット性能とロングライフ性能を提供する車種別専用低燃費タイヤ「ECOPIA EX20シリーズ」の新たなラインアップとして、ハイト系軽自動車専用タイヤ※1「ECOPIA EX20C TYPE H」を7月15日から発売します。価格はオープン価格です。

 近年、乗用車における新車販売台数の約4割を軽自動車が占めています※2。特にその中でも、広い室内空間を持つ、車高の高いハイト系軽自動車の人気が高まってきています。ハイト系軽自動車は車両の利便性が高いことから、街乗り以外にレジャー等の遠出にも使用される機会が多い※3ですが、一般的に車両の重心が高いことから "ふらつき"が起こりやすいという傾向がありました。

 今回発売する「ECOPIA EX20C TYPE H」は、ハイト系軽自動車の「車両挙動の傾向」と「お客様の用途」にあわせ、新たに専用開発した「パワーサイド構造」を採用、サイド部の剛性を強化することで、街乗りから高速走行時まで、さまざまな場面で車両の"ふらつき"を抑制します。また街中での小回りや据え切りによる偏った摩耗を抑えることで、タイヤを長くご使用頂くことも追求しています。さらに、当社独自の新タイヤ開発技術「ULTIMAT(アルティメット) EYE(アイ)」※4を用いることで、相反する性能である低燃費性能と、ウェット性能(濡れた路面での滑りにくさ)を高次元で両立しています。

 当社は引き続き独自の技術に磨きをかけながら、新たなカテゴリーの商品をお客様にお届けし、より安全で快適なクルマ社会の実現に貢献してまいります。

商品写真
  1. ※1ハイト系軽自動車とは車高1,700㎜以上の軽自動車を想定。
  2. ※2日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会の発表より引用(2013年調べ)
  3. ※3当社調べ
  4. ※4最先端のシミュレーション技術と、踏面部のパタン接地力分布の計測・可視化技術の組み合わせにより、
    ウェット性能向上と高い耐偏摩耗性を両立する最適なタイヤ設計を実施するブリヂストンの独自技術(特許出願中)

商品の概要は次の通りです。

  1. 1.商品名 : 「ECOPIA EX20C TYPE H」(読み方:エコピア イーエックスニーマルシー タイプ エイチ)
  2. 2.採用技術と商品の特徴
    ○「ハイト系」軽自動車専用設計 背の高い軽自動車でもふらつきにくく、偏摩耗を抑制
    ハイト系軽自動車の特徴にあわせた専用設計「パワーサイド構造」を採用することで、街中での小回り・据え切りによる偏摩耗(片減り)に配慮するとともに、背の高い軽自動車特有のふらつきを街乗りから高速走行時まで、さまざまな場面で抑制します。
パワーサイト構造 ふらつきが少ない

【テスト条件】
●定員乗車時のふらつき
 タイヤサイズ: 155/65R14 (ECOPIA EX20C TYPE H:75H / ECOPIA EX20C:75S)
 空気圧: 前輪240kPa 後輪240kPa/ 試験車両 : タント DBA-L375S 650cc 前輪駆動
 試験速度: 100km/h / 試験場: 当社プルービンググラウンド(路面の種類:アスファルト、路面の状態:ドライ)

偏摩耗が起こりにくい

●タイヤ接地面にかかる力
 タイヤサイズ: 155/65R14 (ECOPIA EX20C TYPE H:75H / ECOPIA EX20C:75S)
 試験荷重: 3.61kN / 空気圧:210kPa / 試験速度:100㎞/h
 試験場所: 当社技術センター室内のタイヤ動的接地面解析装置
 試験方法: 室内ドラム試験機上でタイヤを転動し、タイヤ接地面に発生する接地圧を計測

○高い低燃費性能を維持しつつ、高いウェット性能を発揮
高い低燃費性能を維持しつつ、ウェット向上ポリマーとブリヂストン独自技術
「ULTIMAT(アルティメット) EYE(アイ)TM」により、雨の日でも安心感のあるウェット性能を実現。

・転がり抵抗比較(値が小さい方が良)

転がり抵抗比較(値が小さい方が良)

【テスト条件】
 タイヤサイズ: 155/65R14 (ECOPIA EX20C TYPE H:75H / ECOPIA EX10:75S)
 試験荷重: 3.04kN / 空気圧: 210kPa / 速度: 80㎞/h / 試験法の名称 : フォース式
 試験場所: 当社技術センター室内ドラム試験機

・ウェットブレーキ比較(値が小さい方が良)

ウェットブレーキ比較(値が小さい方が良)(従来品ECOPIA EX10対比)

【テスト条件】
 タイヤサイズ: 155/65R14 (ECOPIA EX20C TYPE H:75H / ECOPIA EX10:75S)
 空気圧: 240kPa / 試験車両 : タント DBA-L375S 650cc 前輪駆動 / 初速度: 80km/h
 水深: 2mm / 路面の種類 / アスファルト / ABS作動表示 : ABS ON / 
 停止距離(平均) (ECOPIA EX20C TYPE H) 31.0m、 (ECOPIA EX10)  34.5m

※上記テスト条件に関するさらに詳細なデータについてはタイヤ公正取引協議会に届けてあります。

※タイヤの表示に関する公正競争規約に定められた試験方法で試験を行っております。

※試験結果はあくまでもテスト値であり運転の仕方によっては異なります。

3.「ECOPIA EX20C TYPE H」の外観

「ECOPIA EX20C TYPE H」の外観

4.発売サイズ

タイヤサイズ 転がり抵抗性能
転がり抵抗性能
ウェットグリップ性能
ウェットグリップ性能
タイヤサイズ165/55R15 75V 転がり抵抗性能A ウェットグリップ性能b
タイヤサイズ155/65R14 75H 転がり抵抗性能A ウェットグリップ性能b

※ 同サイズのECOPIA EX20Cは併売致します。

本件に関するお問い合わせ先

<報道関係> 広報第2課  TEL:03-6836-3333
<お客様>  お客様相談室 TEL:0120-39-2936

以上