開催レポート 2023年11月24日(金)~12月16日(土)開催 異才たちのアート展2023 | トピックス | ブリヂストン AHLイベントナビ

トピックス開催レポート

アートを通じて、それぞれの役割で
みんなが交わり楽しむイベント

2023年11月24日(金)~12月16日(土)開催

異才たちのアート展2023ブリヂストン イノベーションギャラリー & B-Gateway

3回目を迎えた「異才たちのアート展」のブリヂストンでの展示

「異才たちのアート展」は、小平市で開催されている障がい者が制作したアート作品の企画展で、今年でブリヂストン イノベーション ギャラリーでの展示は3回目となりました。ブリヂストンは武蔵野美術大学と共同研究を行い、「共生社会」をテーマにした展示会を企画しています。

(昨年の「異才たちのアート展2022」の詳細については下記リンク先をご覧ください。)

つながり方は様々。
今年はデジタルを活用したつながりも実現。

今回の展示のテーマは「つながる、ひろがる、あゆみよる。個性絶賛爆発中」となっており、学生たちが障害がある人々と地域のさまざまな人々との「つながり」や「ひろがり」を感じる展示を考えました。

白基調の作品が際立つ空間
たくさんの個性的な作品に来場者も真剣に鑑賞しています


今年の展示では、さまざまな手法での「つながり」を表現する企画がたくさんあります。その中には、共生社会の形をデジタルで表現した「コダイランド」もあります。この企画では、障がいの有無や住んでいる場所に関係なく、デジタルアバター「コダイラー」を使ってなりたい自分を作り、集まることができます。会場に来られなかった作者さんと来場者が一緒になって楽しむこともできる企画です。

また、さまざまな人が作った絵や色を切り絵にして重ね合わせ、新しい絵画を作る取り組みも行われました。これは小平市内の障害がある子供、高齢者、学生、ブリヂストン従業員など、さまざまな人々との合作です。みんなの色が少しずつ混ざり合って一つの絵が完成するという共創をアートで表現しています。

コダイラ―をつくる子供たち
共創作品に参加してくれた高齢者のみなさん。 こんな形になるとは驚き!とおっしゃってました。

つながり、ひろがる。
様々な人たちが、それぞれの役割で楽しむ特別なイベント。

12月9日には、特別イベント「つながる、ひろがるクリスマス。みんなもサンタクロース」が開催されました。このイベントでは、支える人と支えられる人という一方通行の役割ではなく、みんなが何かの役割を持って支え合っていることをコンセプトにしています。

会場のクリスマスツリーの絵に飾りを書き込んで会場づくりに貢献する子供たち
サンタさんも登場。子供たちにプレゼントをくばっていました。


イベントでは、障害がある方たちのお仕事を知るコーナーとして、福祉作業所の自主製品販売や、福祉作業所の商品である楽器「シェイカー」作りの体験コーナーがありました。福祉作業所の利用者さんも参加し、近隣の白梅学園大学の学生ボランティアと一緒にワークショップを開催しました。販売コーナーでは、クリスマス雑貨やお菓子など魅力的な商品がたくさん販売されていました。

作業所の製品である楽器作り。
美味しそうなお菓子もたくさん


アート展に展示されている作品の作者と交流するコーナーでは、作家さんの絵の書き方やこだわりなどを聞くことができました。また、即興で絵を書いてくれるという驚きや発見のある素晴らしい時間をすごすことができました。高齢者の方々は武蔵野美術大学の学生と一緒に対話型鑑賞にチャレンジし、絵を見ながらたくさんおしゃべりするという楽しい時間を過ごしました。

作家の先生へのインタビュー
高齢者の皆さんは対話型鑑賞に夢中


最後には、インクルーシブなダンスチーム「FaiRy」と一緒に、会場のみんなでクリスマスダンスが行われました。クリスマスソングに合わせて、みんなで輪になり隣同士でハイタッチをしました。「つながる、ひろがる」が実現できた空間が広がっていました。

素晴らしいFaiRyのダンス
みんなで輪になってハイタッチ


これらのイベントは、ブリヂストンの地域密着型の共創活動「アートでつながる私たちのコミュニティ」から生まれたものです。今後も地域のさまざまな方々と共創し、つながりの輪を広げていきます。

このような活動を通して、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」に掲げる「Empowerment すべての人が自分らしい毎日を歩める社会づくり」にコミットしていきます。

ページトップ