開催レポート 2023年11月12日(日)開催 ユニバーサル野球 親善試合 | トピックス | ブリヂストン AHLイベントナビ

トピックス開催レポート

ユニバーサル野球大会 開催!!

2023年11月12日(日)開催

ユニバーサル野球 親善試合ブリヂストン小平 体育文化センター

体育館があっという間にスタジアムに!?

小平市を中心に活動されている"一般社団法人こみゅと小平"さんとの共催でユニバーサル野球の大会を開催しました。


ユニバーサル野球は堀江車輛電装株式会社の中村氏が開発した、だれでも楽しめる1/20サイズの「リアル野球盤」です。ユニバーサル野球について詳しくは下記のホームぺージをご覧ください。


当日は、朝からリアル野球盤の組み立て作業が始まりました。作業はてきぱきと進み、あっという間にスタジアムの完成です。

ユニバーサル野球開発者の中村さん
スコアボードも本物さながら 1/20の野球場の完成


参加者もそろっていよいよ試合開始。
今回は小平市周辺の小学校と小平特別支援学校の生徒がごちゃまぜになり、4つの混成チームが編成されました。みんなで相談してチーム名を決めたら試合開始です。

栄えある第1回優勝チームはどこになるのか!?

みんなで相談してチーム名を決めています。
今回は4チームによるトーナメント戦(大人の事情でチーム名の一部を伏せています。)

みんな揃って大興奮!! 車いす打者のホームランに大歓声。

さぁ、いよいよプレイボールです。

第一試合は「赤電エンゼルス」 対 「みんなブルー」です。
なんとこのユニバーサル野球には、審判やウグイス嬢、応援団までついています。まるで本物の野球のようです。
審判のプレイボールのコールで試合開始。

ウグイス嬢にコールされて、一番バッターのげんとくんが打席に立ちます。げんとくんがタイミングを合わせて紐を引っ張っると、勢いよくバットが振られ、回転台の上をボールをかすめるようにヒット。力なく転がったボールは、残念ながら3塁ゴロとなりました。、、、悔しがるげんとくん。

その後試合は接戦となりますが、好打者 そうきくんのホームランで「赤電エンゼルス」が勝利を収めました。

先頭バッター げんとくん。残念ながらサードゴロに。
ホームランを放ったそうきくんと抱きかかえて褒める審判の今野さん。ベンチのみんなも大喜び 。


続く第2試合は「グリーンアップル」と「ぴ〇ちゅう」の対決です。
「グリーンアップル」はまほちゃんのホームランでリードを奪いますが、負けじと「ぴ〇ちゅう」ははるひくんのツーベースで反撃です。大喜びするはるひくんをチームメイトがハイタッチで迎えます。
接戦の末、最後は「グリーンアップル」が勝利を収めました。

そしていよいよ決勝戦。
「グリーンアップル」は車いすに乗った4番バッターみなとくんが勢いよく紐を引くと打球はぐんぐん伸びてホームラン!!チームのみんなが飛び上がって喜んでいます。

息をのむ決勝戦は激闘の末、「グリーンアップル」が見事初優勝を収めました。

チームメイトからホームランを祝福されるまほちゃん(写真中央)
チームメイトにハイタッチで迎えられるはるひくん(ユニバーサル野球は彼の”野球がやりたい”の一言がきっかけで開発された)
車いすに乗った4番バッターみなとくん。この後ホームランを放ちます。
優勝した「グリーンアップル」のメンバー

多様な人が一緒に遊ぶ。インクルーシブスポーツの価値とは。

試合後はみんなで閉会式。審判の今野さんから全体講評をいただき、みんなで記念撮影をして終了となりました。
今回のイベントは普段別々の学校で過ごしている小学生たちが、同じ場所で同じルールで戦う貴重な機会となりました。
中には負けて悔し涙を流す子もいました。それぐらいみんな真剣に戦っていたのです。この熱気をぜひ感じてもらいたかった。

参加者からは次のような声が寄せられました。

「わが子は電動車いすに乗っていて、なかなか障害のない子供と交流する機会がないので、今回の機会はとても有意義だった」(障がい児の親)

「小さな子供が、まったく臆することなく車いすの子供にハイタッチして回る姿を見て、うれしかった。このような機会が増えてほしい」(障がい児の親)

「車いすに乗った意思表示がない子でも、その子の気持ちを感じようとすると、気持ちが伝わってくると感じた」(健常児の親)

「子どもたちは、最初は戸惑っていたが、だんだんと慣れて、最後には自然とハイタッチするようになっていた」(健常児の親)

私たちはこのような活動を通して、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」に掲げる「Empowerment すべての人が自分らしい毎日を歩める社会づくり」にコミットしていきます。

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