吉本ユータヌキさんが漫画で振り返る、一家で楽しんだソーラーカー体験&工作イベント

様々なフィールドで活躍する幅広いクリエイターや表現者が、“BWSCサポーターズ”として大会の魅力をご紹介します。

2019年8月、ソーラーカーについて親子で学ぶ体験型イベントが、ブリヂストンの企業博物館「ブリヂストンTODAY」で開催されました。

本イベントには、BWSCのサポーターを務めるクリエイターの皆さんも参加。ソーラーカーの仕組みを学ぶとともに、お子さんとワークショップを楽しみ、その経験をそれぞれのクリエイティブに落とし込んでいただきました。

今回の記事でご紹介するサポーターは、家族の日常を描いたエッセイ漫画が人気の漫画家 横山了一さん。当日は漫画でもおなじみの、小学4年生の息子さん「ゆうたくん」と一緒に参加し、牛乳パックを使った「オリジナルソーラーカー」作りに挑戦していただきました!

理科と工作が好きというゆうたくんは、一体どのようなオリジナル牛乳パックソーラーカーを創り上げたのか。その様子を漫画でご覧ください。

今回、工作はお子さんにはまだ少し早かったようで、パパ・ママが主に担当しましたが、お子さんが担当したデコレーションは個性があふれ出ていますね。会場では、このゾウさんを2台連結し仲良く散歩させていたのが印象的でした。

同イベントには、漫画家の横山了一さんにもご参加いただきました。そちらのレポートもぜひご覧ください。また、吉本さんが作った「オリジナル牛乳パックソーラーカー」は、DIY作家のpikaさんに監修いただきました。そのつくり方も紹介していますので、あわせてご覧ください。

吉本ユータヌキさんの感想

今回、このワークショップに参加させていただき、漫画に描いたように子どもたちにはまだ早かったんですが、ぼく個人的には参加していた他の子どもたちが、目をキラキラさせて説明を聞いたり、牛乳パックカーを作っているのを観て、イベントに参加する意義や、親としてこういう体験をさせてあげるということの重要さを感じました。

また、ソーラーカーはぼくがすごく興味津々に聞き入っていました。小学校の時に理科でソーラーカーを作った覚えがありますが、実際に人を乗せて結構なスピードで走れるなんて想像もしてなかったので驚きました。
いつかガソリンや電気よりもソーラーが車のエネルギーになれば、環境にとっても経済にとってもどれだけエコなんだろう…と考えたりもしました。今はまだソーラーパネルは高価なものというイメージですが、将来的に世間に普及していけば電気料金も安くなるし、そういう意味でも研究がもっともっと進んでいけばと願うばかりです。

参加できて良い経験になりました。
ほんとにありがとうございました!

イラストレーター / 漫画家

吉本ユータヌキ

Yu-tanuki Yoshimoto

大阪生まれのイラストレーター、漫画家。2児の父親として自身の子どもの観察記録や趣味の音楽、食べることなどをテーマに漫画を描いている。著書に『おもち日和』(集英社)などがある。