2023.04.28

ソフトロボティクス ベンチャーズ初のソフトロボットハンド採用!―九州三菱電機販売株式会社様 自社展示室にかける想いー

2023年2月9日、ブリヂストン ソフトロボティクス ベンチャーズとして初のソフトロボットハンド(以下ハンドとする)採用となった。採用いただいたのは、九州三菱電機販売株式会社(以下九州三菱とする)だ。今年3月15日に本社一階部分を改装し、開設したショールーム「九販Lab」に取扱商品として展示する。今回九州三菱にハンドを納品させていただいた際の様子を、ハンド採用の経緯も織り交ぜながらご紹介したい。

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九州三菱、ブリヂストンのハンドとの出会いと採用の決め手

戦略企画室 事業推進課長であり、ショールームのプロジェクトメンバーとなった九州三菱の原野様。今回ショールーム企画にあたって「社名から連想される、三菱電機商品のみを扱う企業、というイメージを払拭したい」という想いがあった。他社品含め、ショールームに飾る具体的な展示物の検討を進める中、当時2022年3月、国際ロボット展に訪れていた同僚から面白い技術があると連絡が入った。ブリヂストンのハンドを初めて知った瞬間だ。

九州三菱社内で自社の人協働ロボットアームとハンドを組み合わせた展示の検討が始まった。九州三菱の取扱商品として、ショールームの展示物として適切か、社内で議論を重ねた。

ハンド採用の決め手はモノ自体の「レアさ」と「お客様へ与えるインパクト」であった。九州では新規性を感じさせる商品が、お客様の関心を大きく呼び込むという。ロボットハンドと聞いて想像する、一般的なグリッパーや吸着タイプのものとは見た目・機能共に異なる。一つのハンドで形状・硬さが異なる様々な対象物を掴める。その目新しさや、ひと目見て、なぜこのような動きができるのだろう、どのような仕組みになっているのだろうと、好奇心をかき立て、見る者一人一人の心にインパクトを与える力に九州三菱の皆様は魅力を感じ、採用を決めた。

ショールームへのハンド納品

ロボットアームとハンドの置き場所はショールームの中央と決めていた。「記念すべき、他社とのコラボ展示第一弾として、最も目立つ場所を確保」(九州三菱 原野様) していた。

ハンド実物と初めて対面を果たしたのが九州三菱の花田様(戦略企画室 機械・制御テクニカルアドバイザー)。ハンドのケースが通常梱包と異なり、「かっこよさ」「こだわり」を感じたという。

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ロボットアームにハンドを取り付けた後、ブリヂストンより商品特性やそれを支える基盤技術についての説明を受けた。展示のその先として、実際に来場いただいたお客様に商品としての魅力を感じ取っていただくために、お客様及びブリヂストンとの双方向の関係性が重要と考えた。

「商社として、お客様に商品のポテンシャルを最大限感じ取ってもらうためには、まず我々がハンドをしっかり理解し、丁寧にご説明する必要がある。そしてお客様から得た生の声をブリヂストンにフィードバックし、商品提供のあり方等、次の施策検討へ繋げる。お客様やブリヂストンとはそうした関係性を築いていきたい。」(九州三菱 原野様)

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ショールームを通じた更なる顧客提案推進へ

最後に、九州三菱 原野様に今後の展望についてお伺いした。

「九州三菱電機販売株式会社は"Connect To The Next"をスローガンに、三菱電機製品はもちろん多様なパートナー製品を『体験』『体感』『実証』できる場として用意している。これまでお客様と培ってきた技術力と企画力、また様々な強みを持ったパートナー企業との協業により、時代が求める課題に対し解決策を模索し、ソリューション提案してきました。私たち九州三菱電機販売は、この九州の地から持続可能な社会の実現に向け、九販Labを通じて取り組んでいきます。」

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本件に関するお問い合わせ先
株式会社ブリヂストン ソフトロボティクス ベンチャーズ
email: softrobotics.bs.tsg.bsj@bridgestone.com
Website: https://www.bridgestone.co.jp/products/softrobotics
Tel:070-3187-2009

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