23Q:先週、製造現場で2名の従業員が軽微な事故に遭いました。どちらも重傷ではありません。上司は、私にこれは軽微であるとの理由で事故報告には記載しないように指示するとともに、この部署は今年安全面で表彰されることを目指していると言いました。この事故は伏せておくべきでしょうか。A:事故を伏せておくべきではありません。たとえ軽微な事故やケガであっても、深刻な結果につながることもあります。ブリヂストンは、従業員に対し、あらゆる事故や労働災害(業務中の怪我等)について報告するよう求めています。このような報告は、安全面での課題や傾向を特定し、将来の更に深刻な事故や怪我を防止するために役立てられます。Q:私の担当する工程のいくつかの作業が、安全であるとは思えず、気になっています。ただ、私はまだ新入りなので、問題提起することでトラブルメーカーのように思われることは避けたいと考えています。A:直ちに、上司や拠点の安全管理者に相談してください。時には、ほかの人が見逃していることでも、新たな視点で見ることによって発見できることもあります。安全上の懸念について問題提起することでトラブルを起こしているとみなされることはありません。むしろ、あなたが真剣に取り組んでいることを示すことになります。※英語版の問い合わせ先は、“a manager or Security”Q:先週末、私は自分の従業員カードを使って会社の建物に入りました。その際に、一人の男性が、従業員カードを使わずに、私に続いて建物に入ってきました。この男性の身なりはきちんとしていましたが、彼を建物に入れてしまったのは間違いだったのでしょうか。A:間違いです。誰か社員が同行しているわけではなく、また、身元が特定されているわけでもない人物を会社施設に立ち入らせることは、深刻なセキュリティリスクを招くとともに、職場における暴力のリスクをも高める可能性があります。仮に気まずい雰囲気になることが予想された場合であったとしても、その男性を立ち入らせる前に、身分証の提示を求めるか、別途立ち入りの権限の有無を確認するべきでした。そして、もしその男性が拒否するようであれば、直ちに上司又は人事・総務担当部署※に連絡するべきでした。Q:私の部署の同僚が、夫婦関係で問題を抱えているようです。先週、彼女が夫から「落とし前」をつけるために職場に行くと脅されているという話を聞きました。このような状況でどうすればよいのでしょうか。A:まずは、この状況を深刻なものと捉える必要があります。いかに潜在的な脅威であっても、無視してはいけません。このような状況に対する適切な対処法を決定するためにも、直ちに上司又は人事・総務担当部署※に連絡してください。万が一、切迫した危険に晒されている場合であっても、落ち着いて、身の安全確保のために最善の行動を取り、同僚に注意を促すとともに、できるだけ速やかに警察にも連絡してください。職場で誠実であるために安全衛生職場における暴力
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