ニュースリリース

LGBTQに関する取り組みを評価する「PRIDE指標」で6年連続最高評価の「ゴールド」を受賞

多様性を尊重し、すべての人が自分らしい毎日を歩める社会づくりを推進

2023年11月29日

 株式会社ブリヂストンは、LGBTQなどの性的マイノリティ(以下、LGBTQ※1)に関する取り組みを評価する「PRIDE指標」において、最高評価の「ゴールド」を6年連続で受賞しました。「PRIDE指標」とは、「企業・団体等の枠組みを超えてLGBTQ+が働きやすい職場づくりを日本で実現する」ことを目的とした一般社団法人work with Prideによる評価指標です。

 ブリヂストンでは、DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)推進をイノベーションや価値創出の源泉と捉え、人的創造性向上の重要なポイントとして、従業員とのエンゲージメント強化につなげています。多様性を尊重し、さまざまな価値観や個性を持つ人々が輝ける企業文化の醸成にむけた取り組みを通じて、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」※2で掲げる「Empowerment すべての人が自分らしい毎日を歩める社会づくり」にコミットしていきます。

 LGBTQなどの多様な価値観を持ったすべての人が働きやすい職場づくりに関する当社の具体的な取り組みは以下の通りです。

1.多様性やLGBTQを尊重する方針を明文化しグローバルで共有
 「グローバル人権方針」※3の中で、「性的指向」「性自認」「性表現」「家族構成」に関する差別の禁止を明文化し、社内外へ公開。

2.同性パートナーへの人事制度適用拡大
 これまで法律婚だけでなく、異性の事実婚の従業員へも家族給・帯同転任旅費・社宅同居その他福利厚生の制度を適用してきた事に加え、同性パートナーを持つ従業員も等しく利用できるよう就業規程や一部の社内規程を改訂。

3.LGBTQへの理解を促進するための研修などの取り組みの継続
 入社時研修や管理職研修、全従業員向けのeラーニング研修、任意参加の社外講師を招いた勉強会、映画上映会等を通じたLGBTQへの理解浸透。

4.国内最大級のLGBTQ祭典への出展と周知を通じた社内の理解促進・風土醸成
 Ally※4コミュニティメンバーが中心となって、国内最大級のLGBTQの祭典「東京レインボープライド2023」へ参加し、LGBTQに関する当社の様々な取り組みをパネル展示で広く紹介。イントラネットにて参加者を募集するなど社内に周知。

【PRIDE指標について】
PRIDE指標は、日本で初めての職場におけるLGBTQ+に関する取り組みを評価する指標で、2016年から表彰制度がスタートしました。LGBTQに関する取り組みを5つの評価指標に分類し、企業や団体は各指標の獲得点数により「ゴールド」、「シルバー」、「ブロンズ」の3段階で表彰されます。※5当社は6年連続で5つの指標全てを満たす5点を獲得し、最高評価である「ゴールド」を受賞しました。

  1. ※1LGBTQ:レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシュアル(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)、クイア/クエスチョニング(Queer/Questioning)の頭文字。PRIDE指標では便宜的に性的マイノリティ(性的指向、性自認に関するマイノリティ)の総称として使用
  2. ※2「Bridgestone E8 Commitment(ブリヂストンイーエイトコミットメント)」
    ブリヂストンは、「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」というビジョンの実現に向けて、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」を制定しました。これを未来からの信任を得ながら経営を進める軸とし、ブリヂストンらしい「E」で始まる8つの価値(Energy、Ecology、Efficiency、Extension、Economy、Emotion、Ease、Empowerment)を、ブリヂストンらしい目的と手段で、従業員・社会・パートナー・お客様と共に創出し、持続可能な社会を支えることにコミットしていきます。
    https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2022030101.html
  3. ※3ブリヂストングループは、「グローバル人権方針」に基づき、多様な人権課題への取り組みを推進しています。
    https://www.bridgestone.co.jp/csr/social/human_rights/pdf/global_human_rights_policy.pdf
  4. ※4Ally(アライ):LGBTQを理解し・支持する人
  5. ※5出典:work with Pride PRIDE指標
  6. 本件に関するお問い合わせ先

    <報道関係> 国内広報部 TEL:03-6836-3333
    <お客様> お客様相談室 TEL:0120-39-2936

    以上