ニュースリリース

2021年03月29日

　株式会社ブリヂストンは、2021年2月16日に発表した中期事業計画において、グローバルすべての地域、領域を対象とした経費・コスト構造改革を進めていることをお伝えしました。コア事業での経費・コスト構造改革とプレミアムビジネス戦略の推進からなる「稼ぐ力の再構築」をベースに、成長事業・探索事業へ戦略的成長投資を進め、環境変化に対応しながら着実に成長する"強い"ブリヂストンへの変革を目指しています。

　その一環として、株式会社ブリヂストンの国内グループ会社であるブリヂストンサイクル株式会社（以下BSC）は国内生産拠点である騎西工場を2021年6月をもって閉鎖し、中国工場（中国江蘇省）と上尾工場（埼玉県上尾市）へ生産を移管することを決定いたしました。

　騎西工場とその再編の概要は下表のとおりです。

＜今回発表した事業、拠点再編の対象拠点＞

　BSCは、「稼ぐ力の再構築」を推進するため、自転車事業における競争力を強化し将来にわたって社会価値・顧客価値を提供し続けるためのあらゆる可能性を検討した結果、今回の決定となりました。生産工場を中国工場と上尾工場に集約することで生産性の向上を通じた競争力の強化を図ると共に、今後の需要に応える生産量の確保を継続してまいります。

　騎西工場の従業員については、BSC内他事業所への異動などを通して再配置を進めてまいります。当該地域社会に対しては、その影響が最小限になるよう十分検討した上で、適切に対応いたします。また、お客様に対しては、生産移管等により従来同様に高品質な商品・サービスを提供できる体制を確保していきます。

　当社グループは、事業環境の変化に応じたポートフォリオ経営を推進し、将来にわたって社会価値・顧客価値を提供し続けるソリューションカンパニーへと進化していきます。事業、拠点再編については、適切なタイミングでステークホルダーの皆様へお伝えしてまいります。

　なお、本件が当期連結業績に与える影響は軽微です。

　株式会社ブリヂストンの中期事業計画の詳細については、当社企業サイトに掲載するプレゼンテーション資料をご参照下さい。

以上