ブリヂストンタイヤジャパンを ブリヂストンタイヤソリューションジャパンへ社名変更
国内市販用タイヤ販売体制を再編、強みの最大化とソリューション事業の展開を加速
2020年07月08日
株式会社ブリヂストンは、当社グループ会社であるブリヂストンタイヤジャパン株式会社(BTJ)の社名を、2020年10月1日付でブリヂストンタイヤソリューションジャパン株式会社(BTSJ)に変更します。
BTJはタイヤを中心とした卸販売機能を担っていますが、「成長事業」であるソリューション事業の展開を加速すべく、BTSJへ社名を変更、「コア事業」である卸販売事業と「成長事業」であるソリューション事業の2つのビジネスユニットに再編します。これにより、基盤となる卸販売事業で断トツのブランド力・商品・サービスネットワークを活かした収益性・効率性の向上を実現しつつ、新設するソリューション事業では、当社独自のビジネスプラットフォーム「Bridgestone Tire and Diversified Products as a Solution (Bridgestone T&DPaaS)」の展開を加速、新たな価値共創パートナーと共に最終顧客に直接つながるサステナブルなソリューション事業を創造していきます。
2021年1月のBTSJの本格稼働後に実行化を予定している主な取り組みの内容は以下の通りです。
◆生産財系(主にBtoB向け商品・ビジネスモデル)
当社のグループ会社で、欧州におけるフリートソリューション事業※のリーディングカンパニーであるWebfleet Solutions(オランダ)と連携し、サブスクリプションモデルベースのフリートソリューションを運送事業者などへ提供します。
- ※車両の運行状況に関する様々なデータの管理・提供を通じて、輸送オペレーションを支え、ドライバーや運送事業者の安全性・効率性・生産性の向上に貢献する事業
◆消費財系(主にBtoC向け商品・ビジネスモデル)
最終顧客に直接つながるサブスクリプションモデルを含めたプレミアムEコマース事業を展開、強化していきます。また、CASEやMaaSに象徴されるモビリティの進化を支え、MaaSオペレーションとオープンに繋がりシステム価値を提供する、「MaaSソリューション」など、新しいビジネスモデルの開発・実証活動を推進します。
当社グループは、2020年7月8日に発表した「中長期事業戦略構想」に基づき、断トツの商品・サービス・サービスネットワークと「デジタル」技術を組み合わせることで、社会・お客様の困りごとを解決し、新たな価値を提供するソリューションビジネスをグローバルに展開しています。今回の社名変更及びこれに伴う組織再編は、当社グループの日本タイヤ事業において、この中長期事業戦略構想を具現化するための重要なマイルストンとなります。当社グループは、2050年に向けてサステナブルなソリューションカンパニーへと進化することによって、社会価値・顧客価値を持続的に提供していきます。
本件に関するお問い合わせ先
<報道関係> 広報第1課 TEL:03-6836-3333
<お客様> お客様相談室 TEL:0120-39-2936
以上