ニュースリリース

「2019 Bridgestone World Solar Challenge」プログラムを発表

10月13日からダーウィン~アデレード間を過去最多の24ヵ国53チームが走り抜ける

2019年06月19日

 株式会社ブリヂストンは、6月11日にオーストラリアのアデレードで開催された「2019 Bridgestone World Solar Challenge」のプログラム発表会に出席しました。

 Bridgestone World Solar Challenge (以下、BWSC)は、2年に1度オーストラリアで開催される世界最高峰のソーラーカーレースで、太陽光を動力源として使用するソーラーカーの技術的な革新と、若手エンジニアの育成を目的として掲げています。

 15回目という節目の大会である今年のBWSCは、10月13日~20日で開催され、過去最多の24ヵ国53チームがエントリーしています。当社は2013年よりタイトルスポンサーとしてBWSCに協賛するとともに、 参加する多くのチームに当社の低燃費タイヤ技術を搭載したソーラーカー用タイヤ「ECOPIA with ologic」を供給します。

 当社は、CSR体系「Our Way to Serve」の中で、「モビリティ」「一人ひとりの生活」「環境」を3つの重点領域として掲げています。BWSCは、「ソーラーカーの開発への貢献」と「若きエンジニアのサポート」、 「太陽光という新たな動力源を活用することによる環境への貢献」を主目的とし、当社の理念を体現できるものと考えています。イノベーションと先進技術を通じて、事業と環境保全を両立し、「持続可能な」社会の実現を目指すとともに、 人々がより快適に移動し、生活し、働きそして楽しむことに貢献していきます。

【発表会登壇者のコメント】
・株式会社ブリヂストン ブランド戦略・コミュニケーション本部長 大山 和俊
「今年のBWSCには過去最多のチームからエントリーを頂き、大変喜ばしく思います。持続可能なモビリティ社会の実現に向け、BWSCを全力で応援していくとともに、新たな技術の開発を通じて同じ情熱を持つ若きエンジニアを支えます。」

・BWSC イベントディレクター、クリス・セルウッド氏
「BWSCに参加するソーラーカーは、もはや一部の愛好家や技術者だけが楽しむことができる車ではありません。 BWSCを通じて行われる研究開発では、ブリヂストンのタイヤのように商品化を実現した例もあります。パリ協定で掲げた目標の達成に向け、欧州ではガソリン車およびディーゼル車の廃止が現実のものとなっており、BWSCはグローバルで重要な役割を果たしています。」

【BWSC大会概要】

1.正式名称  : 2019 Bridgestone World Solar Challenge
2.開催期間  : 2019年10月13日 ~ 20日
3.開催場所  : オーストラリア連邦 (スタート:ダーウィン、ゴール:アデレード)
4.主催者   : 南オーストラリア州政府観光局
5.クラス区分 :

(1)「Challenger Class (チャレンジャークラス)」
タイヤ4輪 / ドライバー1名』の条件の下、速度を重視したデザインの車両で目的地までの順位を競うレース。今年は17ヵ国30チームのエントリー。

(2)「Cruiser Class (クルーザークラス)」
『タイヤ4輪 / ドライバー1名+乗員1名以上』が乗車できる車両で、エネルギー効率や実用性を競うレース。今年は13ヵ国23チームのエントリー。
最終目標として、実用的で市場性のあるソーラーカーを提供。

(3)「Adventure Class (アドベンチャークラス)」
過去の大会の規則に準じた車両など、上記「Challenger Class」「Cruiser Class」の条件を満たさない車両でも参加できるレース。


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