大型農業トラクター用ラジアルタイヤ「VT-TRACTOR」がクボタの新型「M7」に新車装着
2019年06月17日
株式会社ブリヂストンは、株式会社クボタが6月14日に発表した大型農業トラクター「M7」のM7-172(170馬力)モデルの新車装着用タイヤとして、大型農業トラクター用ラジアルタイヤ「VT-TRACTOR(ブイティートラクター)」を納入します。
新型「M7」は、農業の担い手による営農規模の拡大が進んでいる中で、短時間で重作業を効率よく、かつ容易な操作で行いたい、というユーザーニーズに応える国内メーカー最大クラスのトラクターです。
今回納入する「VT-TRACTOR」は、高耐荷重に対応したVFタイヤ※1準拠品です。より低い空気圧でご使用いただくことも可能となり、タイヤが柔軟にたわむことで、地面と接する面積が増加し、けん引力の向上や乗り心地の改善、更には大切な田畑の土壌の踏み固め抑制に貢献するタイヤで、「M7」の「重作業を効率よく」という狙いを最大限に引き出す上で重要な役割を果たしています。
当社は、農業機械分野において市場特性やお客様のニーズに合わせて、タイヤやゴムクローラ等の最適な商品を提案しています。また、グローバルで培った技術力や独自のノウハウを活用して新商品や新サービスの開発に努め、進化し続ける農業機械の性能を最大限に引き出すことに貢献し、農業に従事される一人ひとりにご満足いただけることを目指していきます。
車両 | タイヤ |
M7 | VT-TRACTOR |
Front VF540/65R28 NRO 154D 151E※2 Rear VF650/65R38 NRO 169D 166E※2 |
車両画像は、本リリース用に当社が株式会社クボタより利用許諾を得たものです。転載、転用を一切禁じます。
- ※1代表的な海外のタイヤ規格であるTRA(The Tire and Rim Association, Inc.)やETRTO(The European Tyre and Rim Technical Organisation)で規定されているVF(Very High Flexion)タイヤは、同等サイズのラジアルタイヤに比べて、同じ空気圧であれば+40%更に重たい荷重を支えられます。そのため、同じ荷重条件下であれば通常の空気圧より下げてご使用いただけるタイヤです。
- ※2NRO(Narrow Rim Option):一般的にVFタイヤは標準よりも幅広のリムが設定されているため、同等サイズのラジアルタイヤからVFタイヤへ交換する際にはホイール交換が必要となります。ETRTOが規定するNarrow Rim Option規格に対応した「VT-TRACTOR」は標準幅のリムが使用可能で、同等サイズのラジアルタイヤから交換する際に元々お使いのホイールに装着いただけます。
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