ニュースリリース

2019年03月11日

　株式会社ブリヂストンは、トヨタ自動車株式会社（以下、トヨタ自動車）が開催した2018年度Toyota Suppliers Conventionにて、「環境推進 優秀賞」を受賞しました。この賞は、商品ライフサイクルおよびサプライチェーン全体で環境に関する取り組みを推進したサプライヤーに授与される賞で、タイヤメーカーでは当社が唯一の受賞となりました。また、原価改善分野における当社の取り組みと実績も評価され、「原価改善 優秀賞」も受賞しました。

　タイヤのライフサイクル^※1におけるCO2排出量のうち、全体の約90%が車両装着後のタイヤ使用時に、自動車の排気ガスとして排出されます^※2。当社グループは、タイヤの転がり抵抗を低減することで、車両の燃費を向上させ、タイヤ使用時のCO2排出量の削減に貢献しています。また、一般的に技術難度の高い、低温下では背反するといわれている、タイヤの転がり抵抗の低減とウェット性能の両立を図るための技術開発を推進しています。今回の受賞は、これらの取り組みが、トヨタ自動車が推進する「トヨタ環境チャレンジ2050」の達成にも貢献していることを評価されたものです。

　当社グループは、世界中でトヨタ自動車にタイヤや自動車部品を納入しています。今後も、環境に配慮した製品の安定的な供給を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

1. ※1：タイヤのライフサイクルとは、原材料調達から、生産、流通、使用、廃棄・リサイクルまでを指します。
2. ※2：「タイヤのLCCO2算定ガイドライン Ver.2.0」（2012年4月一般社団法人日本自動車タイヤ協会）より

以上