ニュースリリース

2017年09月19日

　株式会社ブリヂストンは、タイ王国における当社グループ事業が50周年を迎えたことを記念し、9月18日、首都バンコクにおいて式典を開催しました。

　式典には、来賓としてアチャカ科学技術大臣、タイ投資委員会ヒランヤ長官をはじめとするタイ政府関係者、現地ビジネスパートナーの方々などを招待するとともに、当社グループからは取締役 代表執行役　CEOの津谷正明、取締役 代表執行役　COOの西海和久をはじめとするグローバルの主要な役員が出席しました。式典では、津谷より来賓の方々およびタイ国内の当社グループ拠点で働く従業員へ、これまでの事業発展と支援への感謝を伝えるとともに、同国社会への更なる貢献について申し述べました。

　当社は1967年、タイにおける当社初の本格的な事業拠点としてThai Bridgestone Co., Ltd.を設立しました。現在ではタイヤ工場（4か所）、原材料・設備関連工場（5か所）、多角化製品工場（2か所）といった生産拠点に加え、アジア・大洋州地域でのタイヤ研究・開発を担うBridgestone Asia Pacific Technical Center Co., Ltd.や、広範な自社タイヤ小売網を有するなど、バリューチェーン全体にわたる事業展開をしています。

　更に、航空機用タイヤソリューションの海外拠点として、新品タイヤとリトレッドタイヤの新工場をそれぞれラヨーン県とチョンブリ県に建設することを昨年末に発表^※しました。当社は商品やサービスを組み合わせることにより、お客様の困りごとの解決や目標達成に貢献するソリューションビジネスに注力しています。当社の強みを生かしたイノベーティブな取り組みを通じて、同国の経済および産業のさらなる発展への貢献を目指しています。
また、事業活動を通じて、青少年教育プログラムへの協賛や、洪水など自然災害からの復興支援を行うなど、タイ社会の一員として、人々の生活や地域社会を支える活動を継続的に実施しています。

　当社グループは、タイを含むすべての国と地域において、責任ある企業として社会からの期待の高まりに応えるため、持続可能な社会の実現や社会課題の解決に向けて取り組んでいます。業界のリーダーとして未来に対する責任を進んで果たしていくために、当社グループの強みや特性をさらに活かすとともに、イノベーションと先進技術を通じて、人々がより快適に移動し、生活し、働き、そして楽しむことに引き続き貢献してまいります。

1. ※2016年12月22日発信ニュースリリース：
   タイに航空機用タイヤソリューション拠点を新設

以上