ニュースリリース

運送事業者様の安全性と経済性に貢献する リトレッドタイヤ用デジタルソリューションツール「BASys」を刷新

2017年04月24日

 株式会社ブリヂストンは、トラック・バス用リトレッドタイヤに関するデジタルソリューションツール「BASys(ベイシス)」を刷新し、昨年の欧州に続き、2017年4月より南米をはじめとしたグローバルでの展開を開始しました。

動画:リトレッドタイヤ用デジタルソリューションツール「BASys」
時間:3分11秒 ファイルサイズ:約7.6M

 「BASys」は、使用済のタイヤをリトレッド工場でお預かりし、検査、修理、加工を経て、お客様へお返しするまでの製造、品質、在庫などに関する情報を管理するツールです。
各プロセス別にリアルタイムに情報を把握し分析することで、生産の効率化や品質向上を実現できます。また、蓄積されたデータを分析する事で、より高い精度で、お客様の使用条件に応じた最適なタイヤを推奨することが可能となります。これら「BASys」を通じた品質・サービスの向上により、安全運行とトータルタイヤコストの最小化に貢献します。
将来的には、「BASys」に蓄積されたビッグデータと当社ならではの技術を組み合わせ、新品およびリトレッドタイヤの開発に活用することで、よりお客様のニーズに合う高品質なタイヤを、多くのお客様に提供することができるようになると考えています。 当社は、2017年1月に、デジタルソリューションツールの開発ならびに展開を加速させるための専門組織「デジタルソリューションセンター」を新設しました。今後も、ICTや最先端技術の積極的な活用により、新たな価値を創出するビジネスモデルの開発と全社バリューチェーンを通じたイノベーションを推進して参ります。

※リトレッドタイヤとは、使用済みのタイヤのトレッド部分を取り除き、新たなゴムを加硫・圧着して再使用できるようにしたタイヤのことです。新品タイヤに比べて、環境保全の面で下記の優位性があります。

1. 天然ゴムなど原材料の使用量が減少し、省資源となる

2. タイヤ生産におけるCO2排出量削減が可能となる

3. タイヤの寿命が延びるため、廃タイヤの削減にも寄与する

本件に関するお問い合わせ先

<報道関係> 広報第2課  TEL:03-6836-3333
<お客様>   お客様相談室 TEL:0120-39-2936

以上