北米ウィルソン工場へ追加投資を決定
高付加価値や高径サイズのタイヤ生産に注力
2017年01月10日
この資料は、当社の米国子会社ブリヂストン アメリカス・インク発表文(1月9日(テネシー州ナッシュビル))の抄訳をご参考として提供しているものです。情報の内容は、すべてオリジナル英文の意味するところが優先されます。あらかじめご了承下さい。
株式会社ブリヂストンの米国子会社ブリヂストン アメリカス・インクは、乗用車用ラジアルタイヤ(PSR)を生産しているノースカロライナ州ウィルソン工場へ、1億8,000万ドル(約216億円※)の投資を決定しました。2016年1月に発表済みの生産能力増強と合わせた総投資額は3億4,400万ドル(約413億円※)で、今後10年間で段階的に投資を行っていきます。
今回の追加投資により、同工場への最新式のバンバリーミキサーの設置、およびその他先進的な生産設備・技術の導入を実施します。今回、新たに50,000平方フィート(約4,645m2)のバンバリー棟の建設を予定しており、2017年春に起工式を行い、バンバリーミキサーは2018年の秋に稼働開始する計画です。
この一連の投資によって、ウィルソン工場は世界的に高まる高径サイズのタイヤ需要に対応しつつ、更なる品質と生産性の向上を図ります。工場の生産能力は現在の32,000本/日から2018年までに35,000本/日へと増強する計画です。
操業開始から43年の歴史を持つウィルソン工場は、当社グループの海外工場では最初にランフラットテクノロジー(RFT)採用タイヤの生産を開始するなど、イノベーションの先駆けとなってきた生産拠点です。2016年には汎用リムにも装着可能なRFT採用タイヤ「DRIVEGUARD(ドライブガード)」の生産を開始しています。今回の増強によりグローバルでの競争力を更に高めていくとともに、多様化かつ拡大の続く市場のニーズにこれまで以上に対応していきます。
当社グループは、2016年中期経営計画において技術・ビジネスモデル・デザインのイノベーションを掲げています。今回の北米事業における生産拠点の更なる強化により、経営の最終目標である「真のグローバル企業」「業界において全てに『断トツ』」に向けて、従来以上に競争優位性のある製品をタイムリーにお客様に供給する体制を構築してまいります。
<ウィルソン工場概要>
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- 1. 名称
- : ウィルソン工場(Wilson Plant)
- 2. 所在地
- : アメリカ合衆国ノースカロライナ州ウィルソン郡
- 3. 代表者
- : Michael Darr
- 4. 敷地面積
- : 約232,258m2
- 5. 生産品目
- : 乗用車用タイヤ
- 6. 生産開始
- : 1974年
- 7. 生産能力
- : 32,000本/日
- 8. 従業員数
- : 1,750名
<環境への配慮>
ウィルソン工場は、石油に比べCO2排出が少ない天然ガスへの燃料転換や照明器具の省エネ化や効率的な設置など、持続可能な生産活動を目指した取り組みを継続的に進めており、2012年にはタイヤ工場として世界で初めてエネルギーマネジメントシステムの国際規格であるISO50001認証を取得しました。
※1ドル=120円で換算
本件に関するお問い合わせ先
<報道関係> 広報第1課 TEL:03-6836-3333
<お客様> お客様相談室 TEL:0120-39-2936
以上