リオ2016オリンピック大会でブランディング活動を実施
~ワールドワイドパートナーとして2017年からグローバルへ活動拡大~
2016年08月30日
株式会社ブリヂストンは、2014年にワールドワイドパートナーとなって以来初めて迎えたリオ2016オリンピック大会(リオ大会)において、日本・ブラジル・米国・韓国の4か国でブランディング活動を展開しました。リオ大会は8月21日に閉会し、東京へとオリンピック旗が引き継がれましたが、当社グループも2017年より活動をグローバルに拡大します。
今大会では、マーケティングキャンペーンを始めとして、グループ従業員の一体感を醸成する施策や、アスリート支援、国際ゴルフ連盟(IGF)と共同でゴルフ競技のサポートを実施、ブラジルの若者への教育・スポーツ支援プログラムを通じてリオ大会が残すレガシーに貢献したほか、IOCが新たに立ち上げたオリンピックチャンネルの創設パートナーとなることも発表しました。
当社グループは、今大会で得た経験を基に、オリンピックというプラットフォームを通じて引き続きブランディングを強化していくとともに、世界中の従業員の意識を高めグループ全体の一体感を醸成し、真のグローバル企業を目指します。また、今後、アジアで開催される平昌・東京・北京の各大会に向け、当社の製品・サービスや知見を使ってオリンピックの開催国やアスリートに貢献していきたいと考えています。
なお、株式会社ブリヂストンは東京2020パラリンピック競技大会のゴールドパートナーとして、パラリンピック日本選手団をサポートしており、米国子会社であるブリヂストン アメリカス・インクは、2024年までUSパラリンピックパートナーを務めます。スポーツを通じより多くの人々が参加できる社会を実現するというパラリンピックの理念を支持し、サポートしていきます。
テレビCM | 日本、ブラジル、米国の3か国で放映し、約4億6,300万人の視聴者にリーチ |
屋外広告 | リオ市内の空港、広告看板、タクシー等で400カ所以上掲出 |
ソーシャルメディア | 北米地域でメンション数において、全スポンサーの中で上位の露出を獲得 |
WEBサイト | ブラジル・米国において特設WEBを開設し、111,000名がアクセス |
販売店施策 | ブラジル・米国のタイヤ販売店において販促キャンペーンを展開 |
ホスピタリティプログラム | 15か国(12言語)から多数のお客様をご招待 |
現場施策 | USAハウスにブリヂストンパティオを設置。また、ゴルフ会場に設置した「インタラクティブファンゾーン」に約7,000名が来場 |
インターナルコミュニケーション | 4か国の従業員に向けて開催の半年前から、150回以上の情報発信を実施 |
【当社グループの主な活動内容】
「Chase Your Dream(走れ、夢)」をテーマとした広告展開
様々な困難を乗り越えながら夢に向かって挑戦し続けるすべての人の挑戦・旅(Journey)を支えていくという当社の思いを表現した「CHASE YOUR DREAM」をテーマに、日本ではテレビ広告を放映、ブラジルでは400箇所以上の屋外広告を展開しました。
米国・ブラジルでのマーケティングキャンペーン「Built to Perform」
米国とブラジルにおいて、「Built to Perform」をキーメッセージとしたマーケティング活動を実施しました。ブリヂストンのタイヤの先進技術と優秀なアスリートのパフォーマンスの両方に注目し、世界レベルのアスリートとタイヤは、生まれながらにして世界レベルに達しているのではなく、作り上げられていることを表現したテレビCMを放映。また優秀なアスリートのパフォーマンスとブリヂストンのタイヤの先進技術を紹介する特設WEBサイト「Bridgestone Performance Institute」を開設しました。
販売店でのプロモーション・施策
米国において、大会期間中にブリヂストンのタイヤを買うと金・銀・銅の3つのレベルの褒賞があたるプロモーションを実施。また、元陸上競技選手のマイケル・ジョンソンを招いてブリヂストンのタイヤ販売店に対する研修を行いました。
ブラジル、韓国、日本でも、店内のPOP等でオリンピックを活用するなど、プロモーションを行いました。
オリンピックチャンネル
国際オリンピック委員会(IOC)が運営するデジタルプラットフォームであるオリンピックチャンネルの創設メンバーとして参画。これは年間を通じて、オリンピックやスポーツの力を伝えるもので、2016 年8月21日のリオ大会閉会式後にスタートしました。あわせて「Against All Odds」というドキュメンタリーシリーズへ協賛しています。
ゴルフ競技会場での「インタラクティブ・ファン・ゾーン」
リオ大会のゴルフ競技会場に設置された「インタラクティブ・ファン・ゾーン」の独占パートナーとして、国際ゴルフ連盟(IGF)と契約し、ゴルフ競技をサポートしました。オリンピック競技施設の中で、観戦に訪れる皆様にゴルフのスイング/試打やパッティングなどを体験頂くために、ゴルフ用具を提供しました。オリンピック閉会後は、これらのゴルフ用具をブラジルゴルフ連盟に寄付し、オリンピック開催国でのゴルフ振興に貢献します。
アスリートへのサポート
米国にて、Aly Raisman(体操女子団体金メダリスト)他6名の選手をTeam Bridgestoneとしてサポートした他、マット・クーチャー(米国:ゴルフ銅メダリスト)、ステーシー・ルイス(米国:ゴルフ)、池田勇太(日本:ゴルフ)、内間康平(日本:自転車)、上田藍(日本:トライアスロン)、Lidia Valentin (スペイン:ウェイトリフティング銅メダリスト)、Sergio Rodriguez Gomez(スペイン:バスケットボール銅メダリスト)等各選手をサポートしています。
教育プログラムへの支援
リオ2016オリンピック・パラリンピック組織委員会(ROCOG)が実施する教育プログラム「Transforma」への支援を通じ、リオ大会の残す社会的なレガシーに貢献しました。
- 体育教師向けセミナーの実施
当社グループの拠点がある2都市で、体育教師に対してリオ大会に関係するスポーツの専門家から、オリンピック競技で採用されている最新の技術についてのトレーニングセッションを実施しました。 - 教育ツールの制作
270,000名の学生・生徒にむけ、水資源、廃棄物、動物、節度ある消費行動など、サステナビリティに関わるデジタルトレーニングモジュールを開発した他、スポーツと教育に関して4つのテレビ番組を制作しました。 - スポーツフェスティバル支援
ダイビング、バドミントン、柔道、卓球、空手など、オリンピック・パラリンピック競技を体験することが出来るスポーツイベントをサポートしました。2ヶ所で行われ、約100名の教師と1,200名の生徒が参加しました。
関連リンク:
- グローバルサイト Official Worldwide Olympic Partner
- ブリヂストン Chase Your Dream(日本語)
- Bridgestone Performance Institute(英語)
本件に関するお問い合わせ先
広報部 TEL:03-6836-3333
以上