ニュースリリース

ブリヂストングループが国際ゴム研究会の提唱する 持続可能な天然ゴム経済の実現に向けた活動の趣旨に賛同

-サプライチェーン全体でCSR活動の更なるレベルアップを推進-

2016年02月18日

 ブリヂストングループは、持続可能な天然ゴム経済の実現に向け、国際ゴム研究会(International Rubber Study Group、以下IRSG)の提唱するSNR-iの趣旨に賛同し、その活動に参画していきます。

 SNR-i(Sustainable Natural Rubber Initiatives)は、生産から消費に至る天然ゴムのサプライチェーンを対象とし、経済・環境・社会の三本柱が調和した持続可能な天然ゴム経済の確立を目的にIRSGにより立ち上げられた活動の一つです。サプライチェーンにおける下記5つの領域を対象に指針を設定し、賛同する企業がそれに沿った自主的な活動および継続的な改善を推進するものです。

  1. 1.生産性向上支援
  2. 2.品質の向上
  3. 3.森林の持続性支援
  4. 4.水管理
  5. 5.人権、労働者の権利への配慮

 現在、世界の人口増加やモータリゼーションの進展に伴い、タイヤ需要が今後拡大していくと見込まれています。それに伴い天然ゴムの消費量も増加するものと予測されており、持続可能な天然ゴムの利用の実現が社会的な課題となっています。

 ブリヂストングループは、世界最大のタイヤ会社・ゴム会社として、事業が社会に与える影響の大きさを認識し、事業の中でCSR活動を推進しています。

 ブリヂストングループはお取引様も含めたサプライチェーン全体でCSRのレベルアップを推進すべく、当社が設定する「CSR調達ガイドライン」に基づきお取引先様のCSR取り組み状況を確認する等の取り組みを進めてきました。今回SNR-iへ賛同を表明したことで、国際機関によるグローバルな基準でのCSR調達活動を推進し、サプライチェーン全体で更にCSRのレベルアップを図り、持続可能な天然ゴム経済の実現に貢献します。

※ 天然ゴム、合成ゴムの生産国と消費国の政府で構成される政府間組織。

本件に関するお問い合わせ先

<報道関係> 広報第1課  TEL:03-6836-3333
<お客様>  お客様相談室 TEL:0120-39-2936

以上