年頭所感
2016年01月01日
株式会社ブリヂストン
代表取締役CEO 津谷 正明
2016年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年の世界経済は、全体として緩やかな回復が続いたものの、政治・経済面において依然として不安定な状況が継続しました。またタイヤ・ゴム業界においては再編が進行するなど、これまで以上に環境変化の激しい一年となりました。
こうした環境下におきましても、ブリヂストングループは経営の最終目標である「真のグローバル企業」、「業界において全てに『断トツ』」の達成に向け、当社グループの経営およびガバナンス体制の改革を推進しており、昨年はその改革に大きな手応えを感じた一年でした。
本年につきましても、不透明な経営環境が続くことは予想されますが、その中でも当社グループは「Lean&Strategic」と「グループ・グローバル最適」を基本姿勢とし、経営改革のスピードを上げていきます。市場の需要動向や競合の動向を先読みし、技術優位性の強化やイノベーションにより、これまで以上に「お客様の視点」に立ったソリューションビジネスをスピーディーに展開します。また、ガバナンス体制につきましても、これまでの改革を継続し、経営の質の更なる向上に引き続き取り組みます。
社会構造やお客様の意識が大きく変化していく中、SBU組織体制と中期経営計画を改革ツールに、「グローバル企業文化の育成」「グローバル経営人材の育成」「グローバル経営体制の整備」を重点課題として、経営の最終目標に向けた一層のチャレンジを続けてまいります。
本年も皆様の一層のご指導、ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
本件に関するお問い合わせ先
<報道関係> 広報第1課 TEL:03-6836-3333
<お客様> お客様相談室 TEL:0120-39-2936
以上