ニュースリリース

コンベヤベルト摩耗モニタリングシステム及び 鉱山オペレーション支援ソフトウェア「BRIDGESTONE MONITRIX(モニトリクス)」を開発

2015年01月26日
No.5

 株式会社ブリヂストンは、鉱物などの資材を運搬するために使用するコンベヤベルトを全世界で展開しておりますが、この度コンベヤベルトの摩耗状況を自動で把握できる独自のシステムを開発し、1月から海外向けに展開します。また、当該システムと従来のメンテナンスサービスを統合した鉱山オペレーション支援ソフトウェア「BRIDGESTONE MONITRIX」の展開を開始します。

 従来、コンベヤベルトの摩耗状況を確認するには、コンベヤベルトの各箇所を実測する必要があったため操業を一時停止しなければならず、生産性にロスが生じていました。今回の新システムは、当社のセンシング・通信技術を応用し、コンベヤベルトにセンサーを埋め込むことで、コンベヤベルトの厚さを自動で計測することができます。そのデータをシステムに送信することで、ベルトコンベヤを操業しながら摩耗状況を把握することが可能となりました。これによって操業停止による機会損失だけでなく、実測作業及び実測ミスを削減することができ、生産性の向上と効率化の実現に貢献します。なお、オーストラリアの鉱山では、すでにテスト導入を行い、運用を開始しています。

 また、コンベヤベルトのスペック情報や使用年数、在庫管理、摩耗状況・交換時期のシミュレーションなどに加えて、今回の摩耗モニタリングシステムも一括で管理できるソフトウェアとして「BRIDGESTONE MONITRIX」を開発しました。今後さらにお客様の作業効率や扱いやすさを追求し、機能を拡充させていきます。

 当社は今後も、グループ内の高い技術力を応用しながら、お客様の課題を解決できるよう貢献していきます。

※ 国内向けは準備でき次第展開していきます。


【システムイメージ】

【BRIDGESTONE MONITRIXロゴ】
 

本件に関するお問い合わせ先

<報道関係> 広報第2課  TEL:03-6836-3333
<お客様>  お客様相談室 TEL:0120-39-2936

以上