ニュースリリース

年頭所感

2015年01月01日
No.1

株式会社ブリヂストン          
代表取締役CEO 津谷 正明

 2015年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 昨年は、世界的に政治面でも経済面でも不安定な状況が継続しました。社会構造、政治情勢、技術革新、情報コミュニケーション、そしてグローバル化は、変化のスピードをますます速めています。世界経済は多くの地域で底を抜け出して回復基調にあるものの、依然として先行きの不透明性が高い状況が続きました。

 こうした状況下におきましても、当社グループは経営の最終目標である「真のグローバル企業」、「業界において全てに『断トツ』」の達成に向け、従来からの基本姿勢である「Lean & Strategic」と「グループ・グローバル最適」を堅持して経営の改革を進め、グローバルに広がる拠点における事業基盤の強化に取り組んできました。また、市場の需要動向や競合の動向を先読みし、技術優位性の強化やイノベーションの促進を通して、グローバルで高い競争力を持つ商品・サービスの拡販、単なる商品単体の販売に終わらないビジネスモデルの構築・拡大など一層の努力を続けてきました。さらには、当社グループが戦略商品と位置付ける商品の拡販や、供給能力の増強、生産性の向上、経営資源の効率的活用、そして環境対応商品・事業の展開をより迅速に実行してきました。

 本年につきましても、不透明な経営環境が続くことが予想されますが、その中でも当社グループは経営改革を強力に推進していきます。SBU組織体制と中期経営計画を改革のツールとすることは従来通りですが、さらに「グローバル企業文化の育成」「グローバル経営人材の育成」「グローバル経営体制の整備」の3点をより強く意識して事業運営に取り組んでまいります。

 本年も皆様の一層のご指導、ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

本件に関するお問い合わせ先

<報道関係> 広報第1課  TEL:03-6836-3333
<お客様>  お客様相談室 TEL:0120-39-2936

以上