株式会社ブリヂストン(社長 荒川詔四)は、当社グループの知的財産活動への取り組みについてまとめた「2009知的財産報告書」を当社Webサイトに掲載しました。当社は、2004年1月に経済産業省が公表した「知的財産情報開示指針」に沿って2004年から知的財産報告書を発行しており、今回で7回目の発行となります。
当社グループでは、知的財産を企業経営を支える重要な経営資源として位置付けており、企業価値の最大化に貢献する知的財産活動の基本方針として、次の4つの取り組みを掲げています。
1. 全社的な知的財産権の一元管理体制を構築すること。
2. 知的財産の「創造」・「保護」・「活用」という知的財産サイクルを正循環させること。
3. 知的財産を最大活用する一方で、知的財産リスクを最小化すること。
4. 知的財産情報を戦略的に活用すること。
「2009知的財産報告書」では、2009年に成果のあった知的財産活動の具体的事例と、今後取り組むべき課題をご紹介しています。今回の知的財産報告書の特長は以下の通りです。
1. 構成の変更
本年の報告書は従来と大きく構成を変え、「本編」と「資料編」の2部構成としました。「本編」では、当社グループ全体の知的財産活動の方針や具体的事例についてご紹介し、「資料編」では、当社グループの知的財産活動に関する各種データ・資料をご紹介する形式に変更することで、皆様に分かりやすくお伝えするように努めました。
2. 知的財産活動の具体例
2009年に発売した乗用車用スタッドレスタイヤの新商品「BLIZZAK REVO GZ」や、ランフラットタイヤに関する戦略的な知的財産活動、及び2008年より開催しているグループ・グローバル知財会議についてご紹介しています。
当社は知的財産報告書を通じて、当社グループの知的財産活動への取り組みについて皆様により一層ご理解を深めて頂きたいと考えています。
なお、当社では紙資源節減の観点から、昨年より知的財産報告書の紙媒体での発行を中止しており、下記Webサイトでのみ入手頂けます。
WebサイトURL:
https://www.bridgestone.co.jp/info/library/ip_report/index.html