サウスカロライナ州エイケン発(2010年2月2日)- ブリヂストン アメリカス タイヤ オペレーションズ(BATO)のサウスカロライナ州エイケン市にある乗用車用タイヤ工場が、米国グリーンビルディング協会(the U.S. Green Building Council)より、LEED(Leadership in Energy and Environmental Design)シルバー認証を取得しました。
LEED認証は、すぐれた環境性能を有する建築のデザインや利用方法に対して与えられるものですが、既存の工場に付与されることは非常に稀です。今回の認証により、エイケン工場は、2008年11月のテネシー州ウォーレン工場(トラック・バス用タイヤを製造)に続き、BATOで二つ目のLEED認証取得工場となります。また、ウォーレン工場とエイケン工場は、世界で初めて認証を取得したタイヤ工場です。
BATOエイケン工場の工場長ジョン・スチュワートは次のように述べています。「タイヤ工場として二番目にLEED認証を受けたことは、エイケン工場の従業員の大きな成果です。企業として、また工場でも高い環境基準を定め、その達成に向けて、大きな努力を払ってきました。今回、達成できたことを誇りに思います。」
エイケン工場は、既存施設の水資源の有効活用、サステナビリティ、室内空間の環境品質などが高く評価されて認証が交付されました。特に、エイケン工場では、工場から発生する排出物を削減するため、バイオ燃料への切り替え、トイレでの水使用量の削減、燃費効率の高い電球の使用など、様々な施策を実施しています。
エイケン工場の環境担当であるジミー・ヴァーンは次のようにコメントしています。「理念においても実践においても、より環境負荷が少なくサステナブルであるための方法を探すことに、実に真剣に取り組みました。より環境にやさしい方法を、工場で働く我々自身が実践することで、環境問題に貢献できるだけでなく、廃棄や消費を抑えることで費用を削減することもできるのです。」
こうした活動により、エイケン工場はブリヂストン・グループが世界規模で発信する環境メッセージ「One Team, One Planet」を実践しています。
ナッシュビルに本社を置く、ブリヂストン アメリカス タイヤ オペレーションズ・エルエルシー(BATO)はブリヂストン アメリカス・インク(BSAM)の事業ユニットです。BSAMの親会社、株式会社ブリヂストンは世界最大のタイヤおよびゴム会社です。BATOの下には、BSAMの中南米タイヤ事業、北米・カナダ消費財タイヤ事業、及び北米・カナダ生産財タイヤ事業が含まれます。BATOはブリヂストン、ファイアストン、アソシエートブランドのタイヤの開発、製造、販売を行っております。同事業ユニットはタイヤの卸売とOE(新車装着)市場を専門とし、乗用車、小型トラック、商用車、建設車両、二輪車、農業用車両、その他の車両向けタイヤを米州の顧客に提供しています。また、ブリヂストン バンダグ タイヤ ソリューション部門では、リトレッドを所望されるお客様に対して、開発、生産、マーケティング、及び販売ノウハウなど業界最高レベルの製品・サービスを通じたトータル タイヤ ソリューションを提供しています。
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ブリヂストンが世界共通の環境メッセージとして掲げた「One Team, One Planet」。
その意志は、グローバルに展開する一企業として、またその枠をこえてあらゆる人々と、地球のために、ひとつになること。
未来のすべての子どもたちが「安心」して暮らしていくために。
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ブリヂストンが推進する環境経営活動を表すマーク
Ecologyの頭文字「e」を環境活動の土台として位置付け、そこから生まれた活動の成果 (芽) を「澄み切った空」や「生い茂る木々」としてシンボライズしています。 |