「ブリヂストンを知って頂き、深くつながり、一緒に新しい価値を創るきっかけを生み出す」-そのような場所を目指して、Bridgestone Innovation Galleryは誕生しました。
創業以来ブリヂストンは、最高の品質で社会に貢献することを使命とし、社会課題の解決に向けてさまざまなソリューションを提供してきました。
ブリヂストン創業者の石橋正二郎は、「モータリゼーションの発展」、「地域と従業員のコミュニティの創設」、「地域の環境と働く人の健康」への想いを込め、1960年代に旧東京工場と技術センターを東京都・小平市に開所しました。
いま、自動車業界は100年に一度と言われる大変革期を迎えています。ブリヂストンもまた、イノベーションを通じて新たな価値を創造し、持続可能な社会の実現に貢献するために、さまざまな変革を推進しようとしています。
それを実現するグローバルでの拠点として、技術開発拠点である小平地区を再開発し、Bridgestone Innovation Parkを開設します。
そしてBridgestone Innovation Galleryは、このBridgestone Innovation Parkの最初の施設として2020年11月にオープンしました。
ブリヂストンの歩みやDNA、事業活動、さらに未来に向けた活動をご紹介する場(旧:「ブリヂストンTODAY」)
社内外の交流を促進し、共感~共創を通じてオープンイノベーションを推進する場
テストコースや解析設備を備え、B-Innovationで生み出されたアイデアを実車を使って体感、検証する場
Bridgestone Innovation Galleryは人とモノ、過去と未来、リアルとデジタルをシームレスに繋ぐ場所を目指し、信号機のない交差点、ROUNDABOUTをテーマにデザインを進めていきました。
それぞれ個性を持った4つのゾーンの体験を介してブリヂストンのこれまでの歩み、魅力的な製品、モビリティ社会、最新のテクノロジーについて知ることができます。
「WHO WE ARE」ゾーンは一筋の赤いラインを空間に走らせ歴史と未来をつなげ、「WHAT WE OFFER」ゾーンは様々な車両タイヤが勢揃いするタイヤパークを中心に、これからのモビリティを想像させ、「HOW WE CREATE」ゾーンは透過する膜で空間を仕切り、未来を見通すソリューションを表現しました。「WHERE WE GO」ゾーンでは体を包み込むような映像でブリヂストンのイノベーションを体感することができます。
エントランスのダイナミックなドットアートは来館する人々、原寸大の車や飛行機、その背景の木々がレイヤー状に重なることでブリヂストンのCSR体系に掲げる「Mobility」「People」「Environment」が一枚のアートとなるようにデザインしました。
子どもたちがブリヂストンを身近に感じ、お父さん、お母さんにキラキラしながら体験を語ってくれることを想像しています。
MOMENT
平綿久晃と渡部智宏によるデザインスタジオ。グラフィックと空間デザインを軸に、平面と立体を自由に行き来しながら、ひとつの領域に留まらない柔軟な発想と明快な 表現で数多くの難題にデザインで応える。
JCD デザインアワード・金賞(日本)、IF Design Awards・金賞(ドイツ)、Iconic Awards・Best of Best(ドイツ)、New York ADC・Merit Winner(アメリカ)、Asia Pacific Interior Design Awards・金賞(香港)ほか国内外で多数受賞。オランダの出版社FRAMEより「Redefining the Brand Experience」を出版。
AXIS
1981年創立。企業や組織に向け幅広い知見やネットワークを活用したデザインソリューションの提案を行っているほか、 デザイン誌「AXIS」やWebマガジン「AXIS」をはじめとするデザイン情報の提供、店舗・商業施設の運営など、デザイン提案体としての活動を多岐にわたり行っている。「2015年毎日デザイン賞」(毎日新聞社主催)特別賞受賞。