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スポーツとブリヂストンの
90年、
これまでとこれから。

2021年3月1日、ブリヂストンは創立90周年を迎えます。
福岡県久留米市での創立以来、およそ14万人の従業員、世界150以上の国と地域で事業を展開するまでに至ったそのヒストリーの一端には、創業者・石橋正二郎の“最高の品質で社会に貢献”という言葉のもと、自らの技術力と組織力を用いて社会に明るい希望をもたらすべく、アスリートたちを支えながらスポーツの振興に取り組んできた過程があります。
今回は、主にスポーツとの繋がりに焦点をあて、90年間の歩みを振り返ります。

躍進、拡張のターニングポイントとなった、
1964年の東京オリンピック。

ブリヂストンとスポーツの繋がりのきっかけは1956年、創立25周年記念事業として創業者・石橋が自らの故郷の久留米に石橋文化センターを寄贈したことです。

文化センター内に配備されたプールの寄贈に伴い、1957年には久留米工場に水泳部が発足(※現在は廃部)。全国各地から第一線で活躍する水泳選手が集まり、「指導者の育成」、「オリンピックに出場する選手の育成」、「実業団大会の全国制覇」を目標にチームとして研鑽を積みました。特筆すべきは1964年に開催された東京オリンピック。水泳部から4名の選手が出場し、そのうちの1名が競泳男子800m自由形リレーでは見事銅メダルを獲得しました。

先人たちのこうした活躍は長い歴史を経て、萩野公介選手ら、現在におけるブリヂストン・アスリート・アンバサダーたちの躍進にも通じています。

一方で、東京1964オリンピックを機にその歩みをスタートさせたのが、自転車競技のサポート。日本国内ではマイナースポーツだった自転車競技ですが、オリンピックを機に本場ヨーロッパの選手によるレースが紹介され一躍人気に。同年にブリヂストン自転車競技部(現、チームブリヂストンサイクリング)が創部され、1968年までに日本最高峰の大会での優勝、世界大会への選手派遣を果たすまでに至りました。以来現在まで、選手たちのトレーニングのサポートはもちろんのこと、グループ会社のブリヂストンサイクル株式会社が中心となり、選手たちからのフィードバックを受け、改善と洗練を続けながらレーシングバイクを生み出し続けることでも競技をサポートしています。

水泳や自転車競技のほかにもゴルフやテニスの競技サポート、様々な技術開発を通じて、アスリートたちの挑戦をサポート。90年間のうちに様々な新しい価値を提供してきました。

これから見据えるのは、スポーツを軸にした、
人々の“よりよい暮らし”。

そして現在ブリヂストンは、オリンピック・パラリンピックのワールドワイドパートナーとして、“CHASE YOUR DREAM”をキーメッセージに、困難を乗り越えながら夢に向かって挑戦し続けるアスリートたちの挑戦を支えています。具体的には、20ヵ国以上の70名を超えるアスリートを“ブリヂストン・アスリート・アンバサダー”とし、彼らの挑戦をサポートするほか、日本では、タイヤで培った技術やノウハウを活かし、パラリンピック競技で使用する義足用のゴムソールや車いすグローブ用のゴム(非売品)を開発するプロジェクトなど、アスリートに対する競技機材の供給や技術サポートにも取り組んでいます。

さらに、未来に向けて展開を進めているのが「Active and Healthy Lifestyle」という活動。これまでブリヂストンが培ってきた「技術」「事業領域の多様性」「オリンピック・パラリンピックのワールドワイドパートナーであること」という強みを活かし、すべての人々が活き活きとした生活を送ることができる社会の実現に向け、「製品」「サービス」「場」の提供を強化しています。例えば、障がい者向けの水泳教室や小学生に向けたアスリートによる車いすテニス体験会など、スポーツを通じて多様な人々の社会参加を支援。ブリヂストンはこれからも、スポーツを通じ多様な人々の挑戦を支えていきます。

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    想いをカタチにパラアスリート支援(前編)

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    スポーツ支援の取り組みから 新たな挑戦へ。

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