インタビュー:イベントに参加したブリヂストン従業員の声
2022年7月30日に開催された、多様な体験型コンテンツで子どもから大人まで参加者の皆さんに楽しみながら新しい視点を発見いただくDE&I体験型イベント『Dream Studio 夏休みSP』を通じて、従業員が感じた事をインタビューしました。
宮下 和久
モータースポーツ企画・推進部
モータースポーツアクティベーション課
課長
当日は、障がいを抱えてもオートバイを自身で運転する“夢”を叶えるプロジェクト「Side Stand Project」のトークショーを担当。
熊添 由季
モータースポーツ企画・推進部
モータースポーツアクティベーション課
担当
当日は、障がいを抱えてもオートバイを自身で運転する“夢”を叶えるプロジェクト「Side Stand Project」のトークショーを担当。
近藤 大輔
BSJPタイヤ構造改革・人事・ガバナンス・社会貢献推進部門
BSJP社会貢献・AHL企画推進開発課 課長
当日は、東京2020パラリンピックでも有名になったボッチャとスウェーデンからやってきたサムスペルの体験会を担当。
Q1:イベントに参加し、改めてDE&Iについてどのように考えましたか?
宮下:初めて、当社での様々な部署の活動を一ヶ所で実施し、非常に勉強になりました。支える方も支えられる方も、お互いがいなければ成立するものではなく、尊重し合う事で信頼関係が生まれ、出来なかったことが出来るようになるのだと思いました。これは障がいの有無に限らず、誰と接する時にも重要な要素だと改めて実感しました。
多様な視点・考えを尊重しその力を集約すれば、困難だった壁も乗り越えられると思います。そのためにも今自分達に出来ることを着実に推進してまいります。
熊添:ブリヂストンモータースポーツでは、心動かすモビリティ体験を支え、10年後、20年後にも「『走るわくわく』を提供しつづける」ことを軸に活動を推進しています。
トークショーでは、狩野選手がチェアスキーを通じて自由を手にしたときの楽しさや、青木治親選手がパラモトライダー(=障がいを持つ2輪ライダー)の笑顔を見たときの喜びがひしひしと伝わり、まさにDE&Iを通じた「わくわく」の実現だと思いました。
加えて、青木選手のように、プロライダーという肩書・枠組みを超え、多岐に活躍されている様子を見て、誰もが他の誰かの夢や困りごとに共に挑戦し、貢献できるんだと気づくきっかけになりました。
近藤:これまで、私の部署では、単独でDE&I領域の社会貢献活動(AHL活動)を行っていましたが、今回DE&Iの実現に共感する多くの部署とクロスファンクショナルチームで取り組めたことがとても良かったです。DE&Iを標語で終わらせずに、ムーブメントにするためには、このような活動が大事になってくると思いました。
(自分の担当したイベントで)後半のサムスペル体験では、参加者同士が交流し、力を合わせてゲームを行うことで、互いの共感を生んでいたように思います。DE&Iな場や機会というのは、そこにいる人にとって、大変価値があると改めて実感しました。
Q2:担当領域において、これまでのパラスポーツへの取り組み・活用を教えてください
宮下:「『走るわくわく』を提供しつづける」の取り組みの1つとして、「障がいを抱えていても、オートバイに乗りたい」という夢を支えるSide Stand Project(SSP)の想いに共感し、2019年からその活動に協賛しています。ボランティアとして参加したり、活動内容を社内外の当社WEBサイトで紹介することで、一人でも多くの方に勇気・元気を届けています。
近藤:当社事業所のある小平・横浜地域で、障がい者の方などを対象にボッチャ・車いすテニスの体験会を定期開催、また車いすテニスのタイヤ開発や選手の動作解析といったパラアスリート支援を行ってきました。地域の小学校に向けた障害とパラスポーツを学ぶ授業も提供しています。
障害がある方にとって、スポーツは社会参加のきっかけとして最適と考えており、リハビリ病院や地域の特別支援学校等に私達の取り組みを周知しています。
また活動にパラアスリートに参加してもらうことで参加者が夢を持てるきっかけも生んでいます。きっかけから日常へ、さらには自己実現へと、一人ひとりの挑戦(Chase Your Dream)をサポートしたいと考えています。
Q3:イベントを通じて、これからどのようにしたいと思いましたか?
宮下:とにかく、どのような形であっても、我々にできる形で活動を支援し続けることが大事だと考えています。社内でSSPの認知を強化することで、我々ブリヂストンモータースポーツに関わる人間だけではなく、一人でも多くのブリヂストングループ従業員が活動に協力できるようにと思います。
熊添:これからサステナブルなモータースポーツ活動を進めるうえで、新しい発想が求められますが、そのようなイノベーションも、多様なバックグラウンドを持つ人の声なくして生まれません。
モータースポーツは世界中で、長い歴史と多くのカテゴリーがあります。今後はさらに多くの視点を交え、モータースポーツの目指す姿を話し合い、従業員・社会・パートナー・お客様と一体でその文化を共創していきたいです。
近藤:AHL活動を自部署だけで行うのではなく、社内の関連部署と連携しながら活動を拡げていきたいと感じました。また、地域の障がい者や高齢者だけでなく、ブリヂストン従業員にも積極的に参加してもらえるような活動にしていきたいと考えています。
障がいを抱えてもオートバイを自身で運転する“夢”を叶えるプロジェクト「Side Stand Project」についてはこちらをご確認ください。
Side Stand Projectについてすべての人々が活き活きとした生活を送れる社会の実現を目指すブリヂストンの取り組み「Active and Healthy Lifestyle」についてはこちらをご確認ください。
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