ウクライナ避難民学生、ブリヂストンのインターンシップに参加!

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ウクライナ情勢の影響を受け、日本に避難して留学生活を送るウクライナの若者がいます。
2022年、日本経済大学(福岡県太宰府市)が受け入れを行っているウクライナ学生が、ブリヂストンで2週間のインターンシップに挑戦しました。今回はその様子をご紹介します!

■Welcome to Bridgestone!!

ブリヂストンへようこそ!
残暑が続く8月末、東京・ブリヂストン本社に9名のウクライナ人インターンシップ生がやってきました。

9名はこれから5つの部署に分かれ、ブリヂストンのチームメイトとして業務に励みます。
さっそくインターンシップの様子を覗いてみましょう。

■社内研修の改善を提案(人財育成課編)

ポリナさんが配属された人財育成課では、社内の研修制度を整備・改善する役割を担っています。この日、ポリナさんはブリヂストンの社内研修を評価・分析するための会議に参加しました。

――「ポリナさんはどう思う?」

従業員からの問いかけに、プレゼンテーション研修を振り返る場面では、「とても良い研修だと思う。ただ、研修の時間が長いと集中できなくなる」と自身の考えを日本語で流暢に話すポリナさんが印象的でした。

同部署の従業員は、「ポリナさんの積極的な姿勢や新たな視点はメンバーにとって良い刺激になった。一緒に仕事ができてよかった」と話します。

■リアルな仕事を体験、物流現場の最前線にも触れる(GタイヤSCMロジスティクス部編)

タイヤの輸出や仲介貿易手配を担うこちらの部署には、4名の学生が配属されました。
この日は、重要な取引先である船会社との打ち合わせです。

お客様の案内から名刺交換、PowerPointを使ったプレゼンテーションまで、実践的な業務に臨みました。

「初めての名刺交換は緊張した。名刺を作ってもらえたことも嬉しかった」、「船積書類に使われている専門用語の理解には苦戦したが、大学ではなかなか学ぶことのできない体験や知識を得ることができた。今後就職する上でとても役立つと思う」とインターンで学んだ業務を振り返っていました。

■物流現場の最前線に触れる(海外ホースソリューション事業部編)

ブリヂストン従業員は、実際に現場へ行って自分の目で確認する「現物現場」を大切な心構えの1つとしています。海外向け工業用ホース事業の計画開発、貿易業務を担う部署に配属されたエリザベータさんも「現物現場」を実践すべく、港湾を訪れ、物流現場の最前線を見学しました。

■未来への第一歩となることを祈って。

インターンシップ最終日は、2週間の学びや気づきを報告するプレゼンテーション発表会行われました。

「最初はとても緊張していたが、従業員の皆さんが優しく温かかった」、「タイヤには技術がたくさん詰まっていることを知り、魅力を感じた」「ブリヂストンに興味をもった」という嬉しい感想が聞くことができ、筆者自身も嬉しくなりました!

<ブリヂストン従業員から手作りのアルバム写真をプレゼント>

インターンシップに参加した学生の皆さん、2週間お疲れ様でした!
ここでの経験が糧となり、未来への一歩を踏み出すきっかけになることをブリヂストン一同祈っています。

インターンシップ時点での部署名です

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