2021年シーズンの4輪モータースポーツ活動を振り返る

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ブリヂストンはモータースポーツにおいて、4輪レースでは主に「POTENZA」ブランド、2輪レースでは主に「BATTLAX」ブランドのタイヤ供給を通じてトップカテゴリーレースからアマチュアドライバーによる参加型レースまで、国内外で幅広くサポートしています。
今回は、ブリヂストンがサポートした2021年の4輪レースを一部ご紹介します。

SUPER GT(タイヤ:POTENZA RACING TIRE)

国内最高峰の4輪レース「2021 AUTOBACS SUPER GT」のGT500クラスでは、ブリヂストンがタイヤを供給している「TGR TEAM au TOM'S(ドライバー:関口 雄飛選手、坪井 翔選手)」がシリーズチャンピオンを獲得しました。 「TGR TEAM au TOM'S」は、最終戦の決勝レース序盤でトップに立つとそのままトップを譲らず今シーズン初優勝。同時に16ポイント差を覆してのシリーズチャンピオン獲得となりました。
なお、GT500クラスでは、ブリヂストンタイヤ装着チームが2016年から6年連続シリーズチャンピオンを獲得しています。

ブリヂストンモータースポーツウェブサイト:SUPER GT https://ms.bridgestone.co.jp/4/supergt/

「TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race」(タイヤ:POTENZA RE-07D、 RE-12D)

プロドライバーだけでなく、多くのアマチュアドライバーも参加するモータースポーツの一つが「TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race」です。アマチュアドライバーが参加するクラブマンシリーズエキスパートクラスで、ブリヂストンのタイヤで参戦する、地頭所 光選手(埼玉トヨペットGBCAMP)がシリーズチャンピオンを獲得しました。
地頭所選手は、今シーズン初参戦ながら、開幕戦から圧倒的な強さを見せてシーズン5勝を上げ、最終戦を前にチャンピオンを獲得しています。

ブリヂストンモータースポーツウェブサイト:「TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race」 https://ms.bridgestone.co.jp/4/86brz/

全日本ジムカーナ選手権(タイヤ:POTENZA RE-12D TYPE A、 POTENZA RE-11S)

ジムカーナは、舗装路面にパイロンなどで設定されたコースを1台ずつ2回に分けて走行し、ベストタイムを競うモータースポーツです。
今シーズンの全日本ジムカーナ選手権では、JG7クラス(2006年以降にJAF登録された1600cc超の2WD車で、改造範囲が最も狭い)でブリヂストンのタイヤを履く山野 哲也選手が、JG6クラス(2012年以降にJAF登録された1600cc超2000cc以下のRWD車で、改造範囲が最も狭い)ではユウ選手がシリーズチャンピオンを獲得しました。
山野選手は、1992年から始まった全日本ジムカーナシリーズ戦において30年で21回ものチャンピオンに輝く偉業を成し遂げています。

ブリヂストンモータースポーツウェブサイト:全日本ジムカーナ選手権 https://ms.bridgestone.co.jp/4/jgymkhana/

全日本カート選手権(タイヤ:BRIDGESTONE RACING KART TIRE)

カートレースは、アマチュアからプロフェッショナルまで多くの方が参加できるレースであり、本格的にモータースポーツを始めたい方々が参加しています。日本で開催されるカートレースのシリーズ戦で、もっとも上位に位置するのが全日本カート選手権です。
今シーズンの「2021オートバックス全日本カート選手権」では、最高峰のOKクラスでブリヂストンがタイヤを供給し、開発ドライバーも務めている、佐々木 大樹選手(TONYKART RACING TEAM JAPAN)がシリーズチャンピオンを獲得しました。

ブリヂストンモータースポーツウェブサイト:全日本カート選手権 https://ms.bridgestone.co.jp/4/jkart/

「NTT INDYCAR SERIES」(タイヤ:FIRESTONE FIREHAWK RACE TIRE)

北米最高峰のフォーミュラカーレース、それが「NTT INDYCAR SERIES」です。ブリヂストンは、2000年から「Firestone」ブランドのタイヤを独占供給しており、今年で22年目になりました。
ブリヂストンもサポートしている佐藤琢磨選手は、シリーズの中でも最も伝統あるレース「インディ500」で昨年2度目の優勝を果たしています。連覇を狙った今年は、14番手でレースを終えました。

ブリヂストンモータースポーツウェブサイト:INDYCAR SERIES https://ms.bridgestone.co.jp/4/indycar/

「Indy Autonomous Challenge」

今年10月23日に、無人の自立走行車によるレースイベント、「Indy Autonomous Challenge」がアメリカのインディアナポリス・モーター・スピードウェイで初めて開催されました。近年、世界中で自動運転車の開発が進められており、その最先端の技術が結集された自動運転車のレースです。ブリヂストンはタイヤサプライヤーとして、このイベントをサポートしました。

これからもブリヂストンは、モビリティ社会を支える一員として、タイヤの限界性能を追求するモータースポーツを通じて技術の研鑽につとめるとともに、自動車産業およびモータースポーツ文化の発展に貢献していきます。
2022年もブリヂストンのモータースポーツ活動にご支援のほど、よろしくお願いいたします!