中学生が伝える力を学ぶ、ブリヂストンの出張授業「グローバルコミュニケーション教室」

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ブリヂストンの出張授業、と耳にすると、タイヤの断面をじっくり観察する授業やタイヤと自動車についてむずかし~い話を聞く授業などを思い浮かべるかもしれません。が、違うんです!
以前、楽しく仕事と環境について学べる「ブリヂストン環境ものづくり教室」についてご紹介しましたが、
今回は、コミュニケーションについて楽しく学べる「グローバルコミュニケーション教室」の様子をちょっぴりお見せします!
※取材は昨年行いました

授業を受けたのは中学3年生の皆さん

「ブリヂストン環境ものづくり教室」は環境分野での小学生を対象にした出張授業でしたが、
2020年よりスタートした「グローバルコミュニケーション教室」は主に中学生を対象としています。

もともとは対面での授業を想定して作られたプログラムですが、新型コロナウイルスの感染が拡大する状況の中、少しでも皆さんに学びの機会を提供できればという思いで、オンライン授業に対応するように準備しました!

海外から来た友人をお祭りに誘う、というシチュエーションです

この授業では、海外から来た友人を盆踊り大会などの日本のイベントに誘う、という設定でワークショップに取り組みます。

グループごとのロールプレイングでは、誘う側、誘われる側がどのようにコミュニケーションをとれば良いか、それぞれの立場で気づきがあったようです!

経験者からのアドバイス

授業の途中では、アメリカやシンガポールで働いた経験のあるブリヂストンの従業員から、
コミュニケーションに関するアドバイスもあり、生徒の皆さんは実体験に基づいたアドバイスに耳を傾けていました。

授業に参加した後には
「楽しかった!」、「伝える難しさもあったけれど、ちゃんと伝わったときのうれしさが大きかった」というコメントがありました!

自ら「伝える」力の大切さや難しさに気づいてほしい

授業後、この授業の企画・運営を担当する植木社員に話を聞いてみました!

Q.まず今回の生徒たちの反応や様子はどんな感じでしたか?
A.生徒さんからは、とても楽しかったという声が多く寄せられてうれしかったです!将来海外で働きたくなったといった声もありました。オンラインでの授業に不安もありましたが、ほっとしています。

Q.オンライン開催となったことで、対面式と変えたところはありますか?
A.プログラムやコンテンツの修正は行っていませんが、教室でのハウリングなどの機材トラブルはオンラインならではの課題でした。それを解消するために、前日や直前に接続テストを実施するなどして、先生にも協力いただきながらスムーズな授業運営を行えるように準備しました。

Q.最後に、参加した皆さん、これから授業を受ける皆さんに向けてメッセージをお願いします。
A.さまざまなコミュニケーションツールが発展した現代ですが、自ら「伝える」力の大切さや難しさに気づき、それでも諦めずにコミュニケーションをとる気持ちを大切にしてほしいと思います。身の回りの事や好きな事にとことん興味を深め、「伝えたい」事がたくさんある魅力ある大人に成長してほしいですね。

この取り組みは2021年も継続予定です。
詳細がお知らせできるようになれば当社Webサイトなどで告知予定です!今後の発表をお待ちください。