運送事業者様を支える、「TPP」(トータルパッケージプラン)をご紹介します!
ブリヂストンではトラック・バス用タイヤを製造・販売していますが、タイヤだけでなくタイヤに関連するサービスやメンテナンスを組み合わせた「タイヤソリューション」を展開しています。「タイヤソリューション」とは、その最適な組み合わせをお客様へご提案することで、お客様それぞれの課題を解決する価値をご提供する、ブリヂストンのソリューションビジネスです。
その中でも今回は「TPP」をご紹介します!
「TPP」というと、日本では2017年に締結した「環太平洋パートナーシップ」協定を連想される方も多いと思いますが、ブリヂストンの「TPP」は「トータルパッケージプラン」の頭文字をとっています。「トータルパッケージプラン(以下、すべてのTPPはこの意味を指します)」は2008年より本格的に運用を開始しており、約12年前から開始しているビジネスなのです。
TPP(トータルパッケージプラン)とは?
現在、運送事業者様は小口宅配から大型長距離運送まで、様々な形態で重要な社会インフラを担っています。
ブリヂストンでは、運送事業者様の運行状況やタイヤの使用実態に合わせて、低燃費タイヤなどの新品タイヤと、表面の擦り減ったゴムを貼り替えて再利用するリトレッドタイヤ、さらにタイヤメンテナンスを最適なプランでご提案し、「経費削減」「環境負荷軽減」「安全運行」「業務効率化」の実現をサポートしています。
その中でも運送事業者様のタイヤに関する業務を一括で引き受けるソリューションビジネスがTPPです。
このTPPは運送事業者様にどのようなメリットがあるのでしょうか?
今全国の運送事業者様が抱えている4つの課題と、それらに対するブリヂストンの取り組みに対してご説明します。
メリット① 経費削減
TPPは新品・リトレッドのタイヤ料金やタイヤ交換、メンテナンス料金がすべて含まれた契約料金です。その組み合わせは運送事業者様が保有する車両ごとにカスタマイズされるため、無駄なく運用ができます。
新品タイヤには、低燃費タイヤを装着することで燃料費が削減できます。またリトレッドを活用することで、タイヤを購入するイニシャルコストを削減することができます。
さらにタイヤのプロによるメンテナンスを通じて、更なる燃費の向上や偏摩耗・タイヤの故障の予防などタイヤの価値を最大限に引き出すことができるため、トータルで見て車両走行に関する費用の削減に大きく貢献します。
メリット② 環境負荷軽減
ブリヂストンの低燃費タイヤブランド「ECOPIA」を装着することによって、走行時のCO2の排出量を削減することができます。また、リトレッドタイヤを活用することで、原材料使用量を新品タイヤ対比1/3以下※1に抑えられるため、資源生産性の向上や製造時のCO2排出量の削減にも繋がります。
※1 使用する資源量と価格は必ずしも比例するものではありません。
メリット③ 安全運行
ブリヂストンのトラック・バス用タイヤは、冬道や濡れた路面でも皆様の足元を支える、高性能な「断トツ商品」をラインアップしています。また、経験豊富で高いサービス技術を有したスタッフが、高品質なタイヤメンテナンスサービスを提供し、運送事業者様の足元の安全を守っています。さらに毎年技能グランプリを開催し、全国のスタッフの作業技術向上を目指しています。
また、リトレッドタイヤは、徹底した品質管理のもと生産していることに加え、お客様が自社で使用された新品タイヤをリトレッド化する「自社台方式」(COC)をご提案することで、タイヤの使用履歴が明確となり、安心・安全にご利用いただけます。
メリット④ 業務効率化
TPPでは、経費・環境・安全のトータルマネジメントの実現に加え、メンテナンス含めタイヤ周りの業務をブリヂストンがまとめて引き受けることで、タイヤの発注、タイヤ使用本数の見込み算出など、従来運送事業者様がタイヤに割いていた時間を削減でき、業務効率化に繋がります。
また、タイヤ関連費用は、スタッドレスタイヤ装着のタイミングなどで月ごとに大きく変動することがありますが、TPPは月次定額料金でのご契約になるので、キャッシュフローの平準化が可能になります。
いかがでしたか?ブリヂストンのTPPに少しでも興味をもっていただければ幸いです。
ブリヂストンはこれからも輸送事業者様の事業に貢献し、輸送ビジネスの成長を足元から支えていきます。