極太タイヤも登場!トラック用タイヤ新商品発表会を開催
ブリヂストンが2020年1月31日(金)に開催した、メディアの方向けのトラック用タイヤ新商品発表会の様子をご紹介します。今回は超偏平シングルタイヤ「GREATEC」をはじめ、3種類のタイヤをお披露目しました。トラック用タイヤは乗用車用タイヤと比べるとやはり大きいですね!
トラック用タイヤ新商品発表会の様子
今回発表したのは、日本国内で3月から発売を開始したトラック用タイヤ3商品です。
左から、摩耗ライフ性能を向上したオールシーズンタイヤ「M888」、低燃費性能を追求した「ECOPIA M801Ⅱ」、超偏平シングルタイヤの「GREATEC M829」です。
その中でもひときわ目を引くのが、超極太タイヤの「GREATEC」です。
一般的なトラック用タイヤの「M888(左)」・「ECOPIA M801Ⅱ(真ん中)」と比べてみると、一番右にある「GREATEC M829」の太さがさらに際立ちますね!この太いタイヤはどんなメリットがあるのでしょうか?
超極太タイヤ「GREATEC M829」のココがすごい!
一般的に、荷物を含めたトラック全体の重さ「車両総重量」は次のようになります。
「車両総重量」=①トラックの重さ(車両重量)+②トラックに積む荷物の重さ(積載重量)
つまり、トラックの自体の重さを軽くすると、より多くの荷物を載せることができます。
上図の通り、従来の大型トラックの後輪タイヤは2本並べて装着しているのですが、超偏平シングルタイヤの「GREATEC」は、タイヤ幅を広げて構造を強化したことで、1本で走行することができます。これにより必要なタイヤとホイールの重さが減り、トラック自体の重さが軽量化されるため、その分のトラックに積める荷物の量を増やすことができるのです。つまり、同じトラックに「GREATEC」を装着すると、従来のタイヤ装着時と比べて、一度の輸送でより多くの荷物(重量)を積むことができるようになります。
このように超偏平シングルタイヤ「GREATEC」は、昨今の輸送業界の課題である輸送効率化に貢献する可能性を秘めた、頼もしい商品です!
ブリヂストンは、断トツの商品やサービス、ネットワークを通じて輸送事業様の稼働を最大化させることで、輸送ビジネスの成長を足元から支えていきます。