「2019ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ」が10月13日スタート!
世界有数のソーラーカーレース「Bridgestone World Solar Challenge(ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ、以下BWSC)」が10月13日に始まりました!スタートの熱気をお伝えします。
BWSCは、オーストラリア北部の都市ダーウィンをスタートし、南部のアデレードまでの約3,000kmを縦断する、過酷なレースで、主に世界の大学・若手技術者が参戦しています。
■BWSCスタート前の車両調整
各チームは、9月頃からオーストラリアで、指令車とのコミュニケーションなどレースに向けた走行テストをしています。そして、スタート前は、スタート地点のダーウィンにあるコンベンションセンターで、車両の整備や車検などを行っています。
■ダーウィンのブリヂストンブース!?
また、ダーウィンには、ブリヂストン特設ブースを設置しています。今回32チーム(2019年9月27日時点)に供給するソーラーカー用タイヤ「ECOPIA with ologic」の紹介や、BWSCと連動してオーストラリアの動物や文化のご紹介するイベントを行っており、多くのお客様に好評いただいています。
■サーキットでタイムトライアル?
BWSCは一斉スタートではなく、1台ずつスタートするため、その順番を決める予選があります。それが、前日にあるタイムトライアルです。
タイムトライアルは、ダーウィン郊外にあるヒドゥンバレーモーターコンプレックスのサーキットにて行われ、ラップタイムの早い順で翌日の出走順が確定します。今年のトップスタートは「Top Dutch Solar Racing」チームになりました。
■アデレードに向けてダーウィンをスタート
10月13日の8時半に、前日のタイムトライアルで第1番目の出走を勝ち取った「Top Dutch Solar Racing」チームがスタート。途中、数百kmごとにコントロールストップが設置されていて、各地点に決められた時刻までに辿り着き、30分間停車しなければなりません。ソーラーカーが走行できるのは8時から17時までとなっており、これから5~6日をかけてアデレードまでの約3,000kmを走破します。
今年のBWSCはスタートしたばかり。各チームの“挑戦”はこれからも続きます。
ブリヂストンは、タイトルスポンサーとしてだけでなく、若手の技術者のサポートを行い、次世代モビリティの開発にこれからも貢献していきます。