ブリヂストンのデジタルソリューションの取り組みがMicrosoft社より紹介されました
ブリヂストンでは、困りごとを解決する ソリューションプロバイダーとしてお客様に貢献する取り組みをすすめています。実際に日本国内での事例を紹介します。
ブリヂストンは、「タイヤ」を販売する会社だというイメージがあると思います。実はそれだけではなくさまざまな“サービス”を提供しています。
例えばトラック・バス用タイヤには、「新品タイヤ」だけでなく、タイヤの取り付けや取り外し、点検・管理を通じて、お客様のタイヤがより長く使用できるようなサービス(メンテナンスサービス)もあります。そしてタイヤがすり減ったら、ゴムを張り替えて再使用できるサービス(リトレッドタイヤ)も提供しています。
現在、運送会社様の多くは、「安全・定時にヒト・モノを届ける(安全運行)」「エコ(環境対応)」「コストを抑える(経費削減)」ことに加え、人手不足を補う「業務量を減らす(業務効率化)」という難しい課題への取り組みが求められています。ブリヂストンでは、それらの課題・困りごとを”サービス”を通して解決することで、多くのお客様へ貢献する取り組みを進めています。
サービス提供のカギとなるのが、運行中のタイヤの状況を把握することです。ブリヂストンのデジタルツールを活用し管理することで、タイヤの状況をリアルタイムに把握することができます。
※本図は日本マイクロソフト社の「BRIDGESTONE is NOW ON Azure」広告に掲載されているものです。
・Toolboxとは、
お客様の車両や装着タイヤ、点検結果などのタイヤに関する情報を管理するためのプラットフォーム。
お客様のタイヤに関する情報をクラウドで管理することで、迅速にかつ高い精度で最適なタイヤやその使用方法をお客様に提案することが可能になり、「安全運行」と「経費削減」に貢献。
・Tirematicsとは、
センサーを用いてタイヤの空気圧や温度を計測し、リアルタイムで遠隔モニタリングするシステム。
クラウドベースの情報処理エンジンとセンサーにより、異常を検知した際に車両管理者やドライバーに自動通知が可能となり「業務効率化」に加え、タイヤ不具合による運行トラブルの未然防止による「安全運行」にも貢献。
・BASysとは、
リトレッドタイヤの製造・品質・在庫などの情報を管理するツール。
各工程別にリアルタイムに情報把握、分析することで、生産効率化や品質向上による「業務効率化」や「環境対応」へ貢献。
上記のデジタルツールでは、Microsoft社のAzure※1を活用しています。
今回、日本マイクロソフト社のWebサイトに、Tirematicsの国内での取組みが、事例紹介されました。
(webサイトはこちら:目指すのは「モノ+コト」でのソリューション プロバイダーへの変革、その一環としてタイヤからデータを自動収集する「Tirematics」を展開)
左から、株式会社はとバス 観光バス事業本部 車両整備部顧問 田嶋幸三氏、
株式会社はとバス 執行役員 観光バス事業本部 車両整備部長 松井洋一氏、
当社 デジタルソリューション本部 デジタルソリューション開発ユニットリーダー 浜畑直哉、デジタルソリューション推進ユニット 佐藤和成
ブリヂストンは、お客様のニーズとビジネスを見据え、ICTや最先端技術を積極的に活用し、運送事業者の困りごとを解決するために、安心・安全につながる高品質な製品とサービスを追求し続けます。
そして、引き続き運送事業者の足元を支え、これまでにない価値を提供していきます。
※1 Microsoft Azure とは、Microsoft社が運営するビジネス上の課題への対応を支援するために絶えず拡大を続けるクラウドサービスの集合体です。