春はスタッドレスから夏タイヤへの交換時期。空気圧はしっかりと確認しましょう。

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桜が満開になるにつれ、スタッドレスタイヤから夏タイヤへ交換される方も多いと思います。ご自宅でタイヤ交換される方もいらっしゃると思いますが、夏タイヤに交換されたときには空気圧のチェックをしましょう。

タイヤはクルマの部品の中で唯一路面に接する、クルマを支える重要な部品の1つです。そのタイヤには、「走る・止まる(動力を伝える)」「曲がる(方向転換・維持する)」「クルマ(車重)を支える」「クッション性(衝撃を和らげる)」という4つの機能があります。
これらの機能を発揮するには、タイヤの空気圧が適正であることがとても重要です。

クルマの種類や、タイヤの大きさによって、適正な空気圧が変わります。では、適正な空気圧とはどれくらいでしょうか。
それを簡単に確かめる方法があります。このようなシールが給油口や運転席ドア付近に貼ってあるのを見たことありませんか?

給油口のふたの内側
運転席のドア付近

あとは、クルマに表示されている適正空気圧を入れてあげるだけ。
ただし、タイヤは主にゴムでできているので、風船が時間とともにしぼむように、空気圧は自然に低下します。なので、表示されている値より0~20kPa高めに入れることをオススメします。
タイヤの空気圧が低下した状態で走行すると、以下のような悪影響があります。

●タイヤのたわみがおおきくなり、タイヤの中の部材がはく離したり、切れたりする
●タイヤの肩の部分(ショルダー)に負担がかかり、両肩摩耗が発生する
●燃費が悪くなる(タイヤの空気が抜けた自転車はペダルを漕ぐのが大変なのと同じです。)
などなど

両肩摩耗の例

最後に、タイヤの空気圧はどのように測ればいいのか?タイヤにも「タイヤゲージ」と呼ばれる専用の空気圧測定器があります。

ブリヂストンエアゲージ

実は、ブリヂストンのタイヤゲージもあるんです。上の写真は「ブリヂストンエアゲージ」と言われる計測器で、多くの販売店で使用頂いています。夜には表示板が光って見やすいようになっています。

そしてなんと明後日、4月7日は「タイヤゲージの日」なんです。その翌日、4月8日が「タイヤの日」ということはご存知の方もいると思いますが、タイヤにとって必要不可欠な空気圧を測るタイヤゲージのことを知ってもらいたいと、2008年から4月7日は「タイヤゲージの日」となりました。

ブリヂストンは、クルマを足元から支え、安全・安心で楽しいカーライフに貢献していきます。