冬道には危険がいっぱい!スタッドレスタイヤで安全・安心なカーライフを

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朝晩冷え込む季節に差し掛かり、「冬の備え」について考える機会も増えているのではないでしょうか。 ブリヂストンは、あまり雪が降らない地域にお住まいの方にも、万が一の備えとしてスタッドレスタイヤの装着をおすすめしています。今回はその理由について深掘りしていきます。

今年(2018年)の1月から2月にかけて、普段雪が降らない都市部でも記録的な大雪が降りました。例えば東京では、大雪により車両がスリップし、レインボーブリッジが封鎖されるなど、交通網が大混乱となりました。こうした万が一の大雪に備えることは、安全・安心なカーライフのために重要です。

「雪が降った日はクルマに乗らないから大丈夫」と考えられる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、雪が止んだあとも、冬道にはキケンがいっぱいです。積もった雪は時間とともに、水や氷に変わります。特に冬場は外気温が高くないので、雪や氷は場所によっては何日も残ることがあります。

実は、皆さんが天気予報などで目にする最低気温は、路面よりも1.5mほど高い位置で計測されています。最低気温が3℃以下になると、路面では氷点下を下回る可能性もあり、凍結する恐れがあります。

(月間の最低気温3℃以下の日数_グラフ)

意外かもしれませんが、普段降雪の少ない都市圏でも、1月は最低気温が3℃を下回る日が8割以上の頻度で発生しています。冬道はブラックアイスバーンと呼ばれる気づきにくい路面凍結が存在していて、夏タイヤのままでは予期せぬスリップなどのリスクがあります。

一見濡れている路面に見えますが、路面には薄い氷の層があります。これがブラックアイスバーンです。

夏タイヤとスタッドレスタイヤでは、氷上でブレーキをかけてから止まるまでの距離(制動距離)に大きな差が出ます。その差は時速30キロの低速でのブレーキでもクルマ3~4台分※。もしもの降雪や凍結に備えるため、冬道ではスタッドレスタイヤの装着を是非ご検討ください。

(※) 氷上ブレーキ性能比較結果 【スタッドレスタイヤ 26.3m / 夏タイヤ 42.7m】
 ・場所/ドライバー:秋田県立スケート場/ブリヂストンテストドライバー(2名乗車)
 ・タイヤ:(サイズ)185/60R15 82Q (パタン)スタッドレスタイヤ〈BLIZZAK VRX2〉、夏タイヤ〈NEXTRY〉
 ・車両:トヨタ自動車製 アクア (内圧 240kPa) ABSブレーキ
 ・比較条件:制動距離計測装置により、初速30km/hからの制動距離を5回計測し、平均したもの

(リンク)製品情報:ブリヂストンのスタッドレスタイヤ
 日本自動車タイヤ協会:非降雪地域向け 冬道を走るならノーマルタイヤNO!!
 (URL:http://www.jatma.or.jp/tyre_psd/othernews04_1809.pdf