タイヤ工場にビッグデータ×人工知能!スマートファクトリーAWARDを受賞

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突然ですが、タイヤ工場を見学したことはありますでしょうか?
タイヤ製造には、その日の湿度などを踏まえた緻密な作業を必要とする部分があり、工場見学者の中には、想像以上に人の手がかかっていることに驚かれる方が少なくありません。
特に、タイヤの成型(※)には手作業の部分が多いのをご存知でしょうか?

※成型: ゴム、ベルト、コードなどの様々な部材をタイヤの形状に組み合わせること。

手作業には機械での真似が難しい熟練の技が多くありますが、自動ロボットに組み立て作業をお任せするのがブリヂストン独自の最新鋭タイヤ成型システム「EXAMATION(エクサメーション)」です!日本の彦根工場や、海外ではハンガリーでも稼働しています。

※この画像ですと何が何だか分からないと思います…が、機密情報が盛り沢山のシステムのため、残念ながらこれ以上近くでお見せすることができません…。

「EXAMATION」では、生産工程等で得られるビッグデータを機械学習させて、人の技術・ノウハウを加えた独自のアルゴリズムが搭載されたAI制御機能が働いており、人の作業によるバラツキを減らすだけでなく、よりまん丸なタイヤを作る(専門用語では「真円性を向上させる」といいます)ことができます。

このような点を評価頂き、この度、株式会社日刊工業新聞社さんの「スマートファクトリーAWARD 2018」を受賞することができました!! 「スマートファクトリーAWARD」とは、製造現場で収集したデータを活用し、生産性の向上や新たなビジネスモデルの創出など、優れた成果を上げた企業を表彰する制度です。

2018年5月30日に東京ビッグサイトで行われた表彰式では、執行役員 CDO・デジタルソリューションセンター担当の三枝幸夫が、表彰状と記念トロフィーを頂きました。

ブリヂストンは、これからも、革新的な技術の開発・展開により競争力を向上させるとともに、より高品質な商品を提供してまいります。