ここから新たなアイデアが続々誕生! ブリヂストンのデザイン工房

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東京都小平市にあるブリヂストンの技術センター内に、「デザイン工房」と呼ばれる一室があります。本日は皆さんにそちらをご案内したいと思います。

技術センター内を奥へ奥へと進んだ先に見えてくるデザイン工房の扉を開けると、まず現れるのが…「発想空間」です!!

発想ルームは壁全体がホワイトボードになっており、広々としたスペースを使って、皆で出し合ったアイデアを整理できます(ちらりと見えるデザイン性に溢れた照明にもご注目下さい)。さらに、様々な小道具が常備されており、自由な発想をアシストします。

(右)クレイや木材、プラスチックなどの様々な材料

次に、発想ルームの奥に進むと現れるのが…「試作空間」です!!

こちらには、発想空間で出たアイデアを形にしてみるラピッドプロトタイピングの場として、手作りための作業机、真空成型機やレーザーカッター等が置かれています。(防火壁等の安全対策はもちろんバッチリです。)

※アイデア具現化のより早い段階で、ラフに素早く試作品を作成し評価することで、アイデアに対するフィードバックを得て、アイデアの質を高めていく手法

実際に試作エリアで作ってみたモノを一部ご紹介します!

(右)クレイモデル(靴型) / (右)3Dプリンタで作った車輪やゴルフクラブ

上のリモコンケースはレーザーカッターを駆使して作成し、実際にデザイン工房内で使用しています。なかなか素敵だと思うのですが、いかがでしょうか?

そして、最後のお部屋は…「体現空間」です!!

ゴルフ場や売り場のシーンなどを再現できます!

一見すると殺風景な空間ですが、こちらでは、スクリーンに様々な背景を投影したり、上部の照明を調節したりして、現場を想定しつつ試作品のデザインを評価することができます。

3つのお部屋を見学するデザイン工房ツアー、いかがでしたでしょうか?

今回、3つのお部屋を別々に紹介しましたが、じつはそれぞれが繋がっていて自由に行き来しながらアイデアを膨らませるコンセプトになっています。

デザイン工房は、将来の当社小平事業所の再開発の一環として、さまざまなコンセプトを試す空間のラピッドプロトタイピングの役割も担っています。

最後になりますが、デザイン工房から実際に誕生した商品として、ブリヂストンスポーツが販売しているスパイクレスゴルフシューズ「ZSP-BITER(ゼロ・スパイク バイター)」シリーズをご紹介します!

ZSP-BITERのソールのデザインはデザイン工房での試行錯誤により誕生し、スパイクレスなのに優れたグリップ力を実現しながら、スイングのしやすさと歩きやすさを追求しました!これを履いてコースに出ると、スコアが伸びるかも?!

※ZSP-BITERの詳細はこちらをご参照下さい。
http://www.bs-golf.com/bs-products/others/shoes/bitertour_impression/

良いアイデアが浮かばずに行き詰ったとき…デザイン工房に籠れば素敵なアイデアが浮かぶかもしれません!!