80年の歴史をもつブリヂストンのゴルフボール開発の原点

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ブリヂストンはタイヤの他にも自転車やスポーツ用品など様々な製品をつくっています。その中でも、ゴルフボールの開発は、約80年の長い歴史があり、今日では多くのトッププロにも選ばれる品質と性能を誇っています。

ブリヂストンの創業者、石橋正二郎は、ゴルフがまだまだ普及していなかった時代にゴルフに魅せられ、自身もゴルフを楽しんでいました。

タイヤとゴルフボールの製造には、ゴムを材料として金型を使ってつくるという共通点があります。ブリヂストンの前身である「ブリッヂストンタイヤ株式会社」が設立された翌年の1932年、タイヤ工場の視察のために欧米に技師が派遣され、同時にイギリスでゴルフボールの製造法を学びました。そして、1934年には福岡県久留米市にある久留米工場でゴルフボールの試作を始めました。

(糸巻きボールの構造例)

そして、1935年には国産第1号となるゴルフボールの販売を開始しました。
中心のコアのまわりに糸が巻かれ、天然ゴムのカバーが用いられたこのボールの価格は1球1円、現在の価値でなんと約1,600円!大変高価なものでした。

それから約80年、絶え間ない品質と性能向上の努力により、ブリヂストンのゴルフボールは、マット・クーチャー選手や宮里藍選手など世界中の多くのトッププロにも使用されています。

ちなみにマット・クーチャー選手が使用する最新のボール「TOUR B XS」はこちら。
http://www.bs-golf.com/bs-products/ball/tour_b_xs.html
以前のボールと比較して、多機能な素材を組み合わせた多層構造のボールになっています。

ブリヂストンは、創業者の石橋正二郎が掲げた「世の人々の楽しみと幸福の為に」という思いを受け継ぎ、日々より良いゴルフボールづくりに取り組んでいます。

また、10月19日から始まる「ブリヂストンオープンゴルフトーナメント2017」にもマット・クーチャー選手をはじめ、宮里優作選手や片岡大育選手など、ブリヂストンのゴルフボールを使用するトッププロが参戦予定です。お楽しみに!