ブリヂストン磐田工場が毎日行っている「電気予報」とは?
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ブリヂストンでは、国内外の拠点で様々な環境活動に取り組んでいますが、今回はブリヂストン磐田工場が取り組んでいる「電気予報」についてご紹介します。
磐田工場の「電気予報」は、その名の通りプロジェクト推進チームが工場の電力使用量を毎日予測し、工場従業員全員に情報共有することで意識を高め、省エネを図ろうとするものです。このとき「電気料金(円)」という身近な単位を使用することで、従業員全員がコストを意識しやすい工夫もしています。
その的中率はというと、85%(誤差±200kwの範囲内)という天気予報並みの的中率を誇ります。電力使用量は、生産量だけでなく天候や気温、湿度などの気象条件、設備を稼働させる時間帯によっても大きく変動します。そのような様々な要素を分析し、予測の前日に入念な準備を行うことが高い的中率につながっています。
さて、その成果ですが、正確な電力使用量の把握・管理を通して、積極的なピークシフトやより効率的な設備・機器の使用が可能となり、大きな節電効果・電気料金の削減を実現できました。「電気予報」開始前と比べ半額近く電気料金を削減できた日もありました。
なお、磐田工場の「電気予報」の取り組みは、一般社団法人地球温暖化防止全国ネットが主催する「低炭素杯2017」において、優秀賞を受賞しています。
今後も色々な拠点の活動についてご紹介していきます!