オーストラリアを疾走するソーラーカーレースのタイヤを発表!

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10月8〜15日にオーストラリアで開催されるソーラーカーレース「ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ」。この大会の参加チームに供給するブリヂストンのソーラーカー用タイヤ「ECOPIA with ologic」などを紹介する説明会を、6月5日に開催しました。

「ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ」は、2年に一度開催される世界最大級のソーラーカーレースです。スタート地点となるオーストラリア大陸の北部ダーウィンから、ゴールのある大陸南部のアデレードまで、約3000kmもの道のりを、厳しい酷暑のコンディションのなか約1週間走り続けます。

使用するレースカーのエネルギー源は太陽光のみ。ソーラーパネルと、それによりバッテリーに充電した電力を使ってモーターを駆動させ、ゴールを目指します。世界中の主に大学や高校がチームを組んで出走し、各チームに協力する企業も含め、参加者にとってはシビアな環境にも耐える最先端の技術を磨く場ともなっています。

そんな「ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ」に参戦する数十のチームのうち、ブリヂストンは東海大学、呉港高等学校、工学院大学、名古屋工業大学の4チームに加えて、オーストラリアや北米、ヨーロッパなどから参加するチームに、ソーラーカー用として開発したタイヤ「ECOPIA with ologic」を供給する予定です。

「ECOPIA with ologic」は、幅が約95mmと、四輪用タイヤとしては極細、軽量なもの。市販車用タイヤにも取り入れている技術「ologic」により、空気抵抗や転がり抵抗を大幅に低減し、低燃費にも貢献します。ブリヂストンは2013年から同大会にソーラーカー用タイヤとして供給してきましたが、2017年は低転がり抵抗や耐久性などの性能をさらにアップさせました。

タイヤは転がり抵抗が小さいほど転がりやすく、車の燃費は向上します。「ECOPIA with ologic」は、転がりやすさの指標として使われる転がり抵抗係数が乗用車用タイヤの半分にも満たない小さな値となっています。いかにソーラーカー用として極限まで転がり抵抗を低減しているかがわかるのではないでしょうか。

今回の説明会では、「ECOPIA with ologic」を使用する日本チームの1つ、東海大学の木村英樹教授にも出席いただきました。1993年から同大会に参戦し、2009年と2011年には2連覇も達成している同チームのソーラーカー「東海チャレンジャー」に搭載されている多数の最新技術を紹介いただきました。

(2015年のレースの様子)

また、その「東海チャレンジャー」において炭素複合素材を用いたボディの設計・製造に関わる東レ様や、高い電力変換効率を誇るソーラーパネルとバッテリ−を供給するパナソニック様からも最新技術の解説をしていただきました。

(2015年のレースの様子)

ブリヂストンは、「ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ」を通じて、将来を担う若いエンジニア達の挑戦をサポートしていきます。