路面状態を判別する技術「CAIS(カイズ)」 【Hara's Eyes】

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※この記事は2016年8月31日にブリヂストンの企業サイト上で公開された記事です。肩書き等は当時のものとなります。

こんにちは。ブリヂストン技術スポークスパーソンの原です。
今回は、ブリヂストンで開発している路面の状態を感知する技術「CAIS®(カイズ)※」をご紹介します。

※「CAIS(Contact Area Information Sensing )」は当社の登録商標です。

私たちが車に乗っている時、路面乾いていることもあれば、雨で濡れていること、雪が積もっていることもあります。
皆さんは車に乗っている時、このような路面の状態が気になることはありませんか?

私ブリヂストンではタイヤにセンサーを取り付けて路面やタイヤの状態を感知する技術CAISの開発を進めています。
CAISを使って、車に乗っている時でも、濡れている、凍っているといった路面の違いを知ることができます。

それでは実際にCAISの路面判別を見てみましょう。
CAISを装着した車で乾いた路面から濡れた路面に入っていきます。この時CAISが路面の状態を判別し、車の中にあるこのモニターに路面の状態(DRY、WETなど)が表示されるようになっています。将来的には、CAISで集めた情報を用いて、ドライバーへの安全運転支援や自動運転などのシステムの向上に役立てることができると考えています。