創立90周年企画:ブリヂストンが選ぶ「日本の道90選」(九州編1)

創立90周年企画:ブリヂストンが選ぶ「日本の道90選」(九州編1)

ブリヂストン創立90周年にちなんで独自に選出した「ブリヂストン日本の道90選」。今回は雄大な自然を堪能させてくれる九州の「道」をご紹介していきます。阿蘇外輪山をめぐるドライブルートとして人気がある「やまなみハイウェイ」や「ミルクロード」をはじめ、フォトジェニックなバス停が並ぶ長崎県の「国道207号線」、さらに地域住民にも愛されるブリヂストンの名前がつく道など、九州ドライブでぜひ訪れたい7つの道をピックアップしました。

<ご紹介する道>
やまなみハイウェイ(大分県/熊本県)
ミルクロード(熊本県)
阿蘇望橋(熊本県)
国道207号/フルーツバス停(長崎県)
オランダ坂(長崎県)
ブリヂストン通り(福岡県)
虹の松原(佐賀県)

●やまなみハイウェイ(大分県/熊本県)

やまなみハイウェイ(大分県/熊本県)

「やまなみハイウェイ」は"九州の屋根"とも呼ばれるくじゅう連山の絶景を楽しめる九州屈指のドライブコースとして知られています。大分県の別府市を起点に、由布院を経由し、熊本県の阿蘇市まで人気観光地をつなぐ県道11号線ですが、そのなかでも長者原(飯田高原一帯)は草原の大パノラマが広がり、このルートのハイライトになる区間です。ここから阿蘇外輪山を眺めながらのドライブは記憶に残る素晴らしいものになるでしょう。「やまなみハイウェイ」は2007年に国土交通省の「日本風景街道」にも登録されています。

●ミルクロード(熊本県)

ミルクロード(熊本県)

「ミルクロード」は阿蘇市から菊池郡大津町に至る県道339号線を含む複数の県道をつなぐルートの愛称です。阿蘇外輪山の尾根筋に広がる牧草地を約45kmに渡って走り抜けるこのルートは、各牧場から運ばれるミルクの運搬トラックが多く利用することから「ミルクロード」と名付けられたと言います。途中、阿蘇五岳や火口原を一望できる「大観峰」に立ち寄れば、世界最大級のカルデラである阿蘇の雄大な風景を楽しめます。初秋の早朝には阿蘇名物の雲海も見ることができます。

●阿蘇望橋(熊本県)

阿蘇望橋(熊本県)

「阿蘇望橋」は国内では珍しいカバード・ブリッジ(屋根付きの橋)です。1999年に国内初の屋根付車道橋として熊本県阿蘇市の広域基幹林道 阿蘇東部線(全長は約12.1km)に開通しました。木造車道トラス橋として41.6mの橋長は日本最長といわれており、その建材には地元のスギやヒノキが用いられています。木が美しく組み合わされた屋根の内部は一見の価値あり。「やまなみハイウェイ」や「ミルクロード」までドライブに出かけたら、少し足を伸ばして「阿蘇望橋」も訪れてみることをオススメします。

●国道207号/フルーツバス停(長崎県)

国道207号/フルーツバス停(長崎県)

佐賀県佐賀市から長崎県西彼杵郡時津町に至る112.3 kmの一般国道が「国道207号線」。この国道沿いには約7kmにわたって、スイカやメロン、イチゴにトマトと、フルーツや野菜を模ったバス停が並んでいます。これは長崎市の市制100周年を記念して1990年に開催された長崎旅博覧会時に、佐賀方面からの観光客を歓迎する目的で長崎県小長井町(現在は諫早市)が整備したものだといわれています。海岸線を走る国道沿いにある可愛らしいバス停は、近年インスタ映えスポットとしても人気を集めています。

●オランダ坂(長崎県)

オランダ坂(長崎県)

旧建設省と「道の日」実行委員会により制定された「日本の道100選」にも選定されている「オランダ坂」は、長崎市の人気観光地のひとつです。長崎県長崎市東山手の旧居留地時代につくられた石畳の坂道/石段で、付近には今も15棟の洋館が残り異国情緒を楽しませてくれています。また、眼下には長崎港を見下ろすこともでき、その素晴らしい景観でも人気を得ています。現在では、写真の東山手の活水学院下の坂のほか、活水坂、誠孝院前の3つの坂が「オランダ坂」と呼ばれています。

●ブリヂストン通り(福岡県)

ブリヂストン通り(福岡県)

ブリヂストン創業の地である久留米。この地にあるブリヂストン久留米工場の真横を走るのが「ブリヂストン通り」です。JR久留米駅前の交番交差点から東櫛原町交差点まで1.2km続くこの道は1956年のブリヂストン創立25周年記念事業の一環としてブリヂストンが整備し、地域に寄贈したものです。美しいケヤキ並木の途中には創業者石橋正二郎の功績を伝えるモニュメントや休憩エリアなどがあり、今も地域の人々に親しまれています。

●虹の松原(佐賀県)

虹の松原(佐賀県)

佐賀県唐津市にある「虹の松原」は三保の松原(静岡県静岡市)、気比の松原(福井県敦賀市)とともに日本三大松原のひとつに数えられる景勝地です。佐賀県道347号(虹の松原線)は、約100万本のクロマツが群生する約230ヘクタールとも言われる松原の中を駆け抜ける約4.5kmの道で、車窓からは前後左右に広がる松原の素晴らしい眺めを楽しむことができます。玄海国定公園の一部であり、旧建設省と「道の日」実行委員会により制定された「日本の道100選」にも選定されています。

●今回ご紹介した道

今回ご紹介した道
Follow Us
  • FacebookでBridgestone Blogをフォロー
  • XでBridgestone Blogをフォロー
  • Youtubeをフォロー
Share
  • Facebookで共有
  • Xで共有
  • lineで共有
  • はてなブックマークに登録
  • technology_innovation_512×148