タカが製品の品質を守る!?ブリヂストン熊本工場の取り組みをご紹介します。
ブリヂストンの熊本工場では、敷地内に迷い込んでしまった野生のハトを敷地の外に帰す目的で、タカによるハトの追い払いを行っています。
熊本県の玉名市にある熊本工場では、ブルドーザーやショベルカー等の建設機械に使用される高圧ホースや、同じく建設機械や農業機械に装着されるゴムクローラを生産しています。
日々、生産活動を行っている熊本工場ですが、ごくまれに敷地の中に野生のハトが迷い込んでしまうことがあります。放っておくと、保管してある製品や製品の材料にハトの羽根などが落ちてしまい、製品の品質を損なう恐れがあるため、ハトの侵入を未然に防止するために、建屋内への侵入を防ぐカーテンの設置や、スピーカーで動物の鳴き声を流し、ハトを追い払うなどの対策を行ってきました。
更なる対策の一つとして2017年より開始したのが、タカによるハトの追い払いです。タカのような猛禽類は、ハトにとっては大の天敵。日ごろから鷹匠※さんに訓練されているタカは、鷹匠さんの指示に従い、機敏な動きでハトを追い払ってくれます。
※ タカやその他の猛禽類を飼育・訓練する専門家のこと。
この日は工場従業員の皆さんがつくったアーチの間を、低空飛行でくぐりぬけるパフォーマンスを披露してくれました。颯爽と飛んでいく姿はとてもカッコいいですね!
頼もしいタカの力を借りながら、熊本工場はこれからも高品質の製品をつくり続けていきます。